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【日本株】円安となった割には上値が重いという感じ

ZUU online 5月20日(金)7時40分配信

おはようございます。本当に日が長くなって来ました。今月は大型連休があったことで何だか「もう20日」という雰囲気です。なかなか思ったようには相場が動いてくれませんが方向感としては「良い感じ」で進んでいるとみてよさそうです。米国での利上げがまたぞろ懸念され始めましたが、これまでのように大きく相場が崩れるということでもなく、利上げ容認、ドル高容認となるのかもしれません。

今度利上げをするということは利上げができるということであり、それだけ新興国への影響もないという読みなのでしょう。イギリスのEU(欧州連合)離脱懸念、中国の景気鈍化懸念、そしてブラジルの五輪懸念など諸々出てくるかもしれませんが、世界的な企業活動という意味では回復しつつあり、世界的な相場も堅調な推移となるのではないかと思います。業績が今一つということで売られた銘柄の売られ過ぎ水準からの回復は大いに期待できるので売られすぎたところからの戻りを期待してみると良いと思います。

米国株は軟調でしたが、為替が比較的落ち着いており、原油先物市場も堅調となるなど、信用収縮の動き、新興国への懸念は少ない感じで、本日の日本市場は堅調な展開も期待されます。週末ということで手仕舞い売りも多くなりそうですが、しっかりとこなせるかどうか為替次第ということになりそうです。米利上げ機運が高まっているなかで日本では追加緩和期待が高まればさらに円安となり、株価も堅調となりそうです。

どうしても16,800円水準を抜けきれないような感じです。ここからは16,800円水準を抜けてくるようであれば、さらに17,000円を抜けてくるような感じになりそうです。為替が大きく円高になるということがなければ、下値は16,500円~600円水準となりそうです。

■本日の投資戦略

円安となった割には上値が重いという感じです。中国人民元安などを気にする向きもいたようですが、慎重になりすぎて、株価を買って持っているということができなくなっている感じです。日本企業の業績に対しての懸念ということなのでしょうが、米国が利上げできるだけ世界情勢が良くなっているということで円安になっているのですから、ここは強気に見ていていいのではないかと思います。

中国の景気云々ということですが、引き続き訪日外国人も多いですし、米国の景気が良く、中国は引き続き伸びており、フィリピンなども元気を取り戻しているということですから、世界的な景気鈍化懸念も薄れてくるのではないかと思います。G7財務相・中央銀行総裁会議もあり、サミットもあり、ここから政治的なことで振り回されそうですが、悪い方には転がらないということで業績回復が期待される銘柄などをしっかりと拾っておくということで良いのだと思います。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 (現・アルゴナビス)、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。メールマガジンも配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

最終更新:5月20日(金)7時40分

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