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残業未払い「8人のみ」 辺野古警備で防衛省

沖縄タイムス 5月20日(金)5時3分配信

 【東京】名護市辺野古沖の新基地建設予定海域で、海上警備を請け負っている警備会社マリンセキュリティー(沖縄市泡瀬)が残業代未払いで沖縄労働基準監督署から是正勧告を受けていた件で、防衛省の担当者は19日、参院外交防衛委員会で「勧告対象となった(8人)以外には、未払い分があるとの情報には接していない」と述べた。
 質問した糸数慶子氏(無所属)は、ほかの従業員も同じ労働環境にあるとして「ほかにも未払いはある」と指摘した。
 受注した会社1社が見積もりを出し、予定価格が決められた。防衛省の担当者は「沖縄防衛局が作成した予定価格においても、必要と想定される残業費などの経費が計上されている」とし価格設定自体には問題がないという考えを示した。当初、他社にも見積もりを依頼したが、「期日までに提出できない、船舶の提案は困難」などの理由で辞退したという。
 大半の従業員が社会保険に加入せず、警備会社が保険料を負担していなかったことについては「加入していない警備員がいるとの報告は受けた」とし、詳細には今後確認すると述べた。
 また、99%を超える高い入札率については、会計検査院の担当者が一般論として「落札額は関心を持って検査してきた。今後も適切に実施する」との見解を示した。

最終更新:5月20日(金)5時3分

沖縄タイムス