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【MLB】主砲が大スランプに 米解説者は「イチローが先発でないことが驚きだった」

Full-Count 5月20日(金)7時10分配信

不振の主砲は4三振、「イチローがスタントンのところで先発すると…」

 マーリンズのイチロー外野手は18日(日本時間19日)、敵地でのフィリーズ戦に代打で出場し、二塁内野安打を放った。メジャー通算2950安打として、3000安打へ残り50本としているレジェンドは、限られた出場機会の中、打率3割2分6厘と結果を出している。一方、2014年の本塁打王で主砲のジャンカルロ・スタントンはこの試合で4打数4三振と大スランプ。現地の解説者はこの試合で「イチローが先発すると思った」と語っている。

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 イチローは1点を追う8回にロハスの代打で登場。カウント1-2から3番手右腕ネリスの93マイル(約150キロ)の速球をセンター方向へ転がした。二塁手のヘルナンデスが止めたが、一塁へは送球できずに内野安打となった。

 敵地で試合を中継していたテレビ局「コムキャストスポーツネット・フィラデルフィア」では、マリナーズ時代にイチローとチームメートだった元捕手のベン・デービス氏が解説を務めていたが、元同僚はここで「彼が先発でないことが驚きでした」と話した。5月8日(同9日)のフィリーズ戦を最後に先発出場のないレジェンドのスタメンを予想していたという。

「実際のところ、スタントンのところで先発すると思っていました」

 デービス氏は、イチローがスタントンの代わりにライトで先発すると分析していたようだ。マーリンズの主砲は前日も3打数3三振1四球の大ブレーキだったが、この日も4打数4三振。今季162打席で52三振を喫しており、最近の絶不調で打率は2割2分1厘まで下がっている。

スタントンのリフレッシュには絶好の機会だったが…

 この日は4回無死の場面で空振り三振に倒れ、直後にはダッグアウトで激昂。自分への怒りからか、バットでバットスタンドを4度殴打し、MLB公式サイトも「ジャンカルロがスランプの真っ只中でバットにフラストレーションをぶつける」とスランプを特集していた。

 2014年の本塁打王で、北米プロスポーツ史上最高の年俸総額3億2500万ドル(約356億円=13年)のメガディールを結んだチームの顔とはいえ、あまりの不振。この日はナイター翌日のデーゲームとあって、心身ともに主砲をリフレッシュさせるには絶好の機会とも言える一戦だった。デービス氏もイチローを先発起用して流れを変えることを予想していたようだ。

「昨晩はレフトへの詰まった当たりでしたが、代打で安打。今回はセンター方向の当たりでしたが、シーザーがキャッチできて、投げてもアウトにはできなかったでしょう。いずれにせよ」

 デービス氏は代打で2試合続けて結果を出したイチローをこう称えた。限られた出場機会で評価を高める42歳は、やはりマーリンズにとって貴重な存在となっている。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:5月20日(金)7時10分

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