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全国初公表 違法長時間労働、月最長197時間 千葉労働局が是正勧告

千葉日報オンライン 5月20日(金)13時4分配信

 月100時間を超える違法な長時間労働を複数の職場で行っていたとして、千葉労働局(福沢義行局長)は19日、棚卸し代行業、エイジス(斎藤昭生社長、本社・千葉市花見川区幕張町、従業員数約700人)に対して是正勧告を行った。同社では4営業所で月最長197時間の長時間労働があった。厚生労働省省では昨年5月18日から違法な長時間労働を繰り返している企業の指導・公表を実施しており、企業名の公表は全国初。

 同労働局によると、同社では4カ所の営業所で1カ月当たり100時間を超える時間外・休日労働が認められた。いずれも労働基準法違反で、時間外・休日労働が認められた従業員数は計63人。最長で月197時間の従業員もいた。

 同社によると、197時間に及んだ従業員は期末の実地棚卸し業務に従事していたという。

 同労働局では同日、斎藤社長に対し、福沢局長が直接是正勧告書を交付。具体的な長時間労働削減方策を樹立し、全社的に是正するよう指導した。

 同社ではことし4月から、社長を委員長とした社内プロジェクトを立ち上げ、労働時間管理の徹底、業務量平準化への取り組み、業務効率化の推進の3点に関して重点に取り組みを開始しているという。

 同社は同日、ホームページ上に「関係者に心配と迷惑を掛け、心からおわびする」とする社長名の文書を掲載した。

 厚労省によると、指導・公表の対象となる基準は(1)社会的に影響の大きい企業(2)違法な長時間労働が相当数の労働者に認められ、このような事態が一定期間内に複数の事業場で繰り返されている-としている。

最終更新:5月20日(金)13時4分

千葉日報オンライン

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