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新日鉄住金、店売り厚板値上げ。6月積み契約から5000円

鉄鋼新聞 5月20日(金)6時0分配信

 新日鉄住金は国内の店売り分野および建築鉄骨向けを対象に、6月積み契約から厚板販売価格を10~15%引き上げる方針を決めた。このうち店売り向けについては第1弾としてトン5千円の値上げを需要家および流通各社に申し入れる。店売り・鉄骨向け厚板値上げは2014年1月契約以来、2年5カ月ぶり。鉄鉱石など高炉原料コストの上昇を踏まえ「再生産可能な水準へのマージン改善に向けた価格転嫁が必要」(厚板営業部)と判断した。

 建築内需は底堅く、年度後半からは首都圏再開発や東京五輪関連需要が顕在化してくる見通しにある。建機や一般産機など製造業関連も今後、徐々に回復に向かう見込みだ。
 一方、供給面ではアジア市況が陥没是正によって回復しているほか、国内でも鉄スクラップ価格の上昇を受けた電炉メーカー各社が価格改定を実施したことで、形鋼や鋼板類といった僚品相場が底入れ・一部反転。厚板市況にも底値感が台頭しつつある。
 こうした需給双方の動きを踏まえ、新日鉄住金では「自助努力を超えるレベルでのコスト上昇分については価格転嫁の理解を促しながら適正マージンを確保していかざるを得ない」(同)と不退転の構え。着実な需要回復が期待できる鉄骨向けは現行比10~15%の価格改定を実施し、店売り向けは6月値上げを第1弾に7月積み契約以降も「さらに5千円(累計で1万円)レベルの改定を視野」に入れ、今後の需給・市況動向を注視していく姿勢だ。
 厚板の「再生産可能な水準へのマージン改善は急務」であることから、店売り・鉄骨向けに加えてヒモ付き分野についても価格是正・販価引き上げを検討していくもよう。また、これらは国内高炉各社にとっても共通課題であることから、他メーカーの動向が注目されるところだ。

最終更新:5月20日(金)6時0分

鉄鋼新聞

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