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ツール・ド・フランス7冠アームストロングがハマったドーピング

dmenu映画 5月20日(金)15時0分配信

リオ五輪も近づく中、トップアスリートによるドーピングが相次いで明らかになっている。特に、元テニス女王のマリア・シャラポワ(ロシア)の名前が挙がったことは、世界に大きな衝撃を与えた。

今年1月の全豪オープンの検査で禁止薬物の「メルドニウム」の陽性反応。この薬はラトビアの医師が開発した狭心症や不整脈の薬だそうで、持久力を高める効果などがあるという。世界反ドーピング機関(WADA)が今年1月から禁止薬物に指定していた。

シャラポワは10年前から、医師の処方により別の名前の同じ薬を服用しており、禁止薬物になったことは知らなかった、としている。メルドニウムをめぐってはアイスダンスのエカテリーナ・ボブロワら約40人のロシア選手の違反も明らかに。ロシアによる組織ぐるみの違反という指摘もあり、この問題はしばらく続きそうだ。
『疑惑のチャンピオン』
なぜ、アスリートはドーピングに走るのか? その一つの答えが分かるのが「疑惑のチャンピオン」(7月2日公開)だ。世界最高峰の自転車レース「ツール・ド・フランス」で7冠に輝き、後に記録を剥奪されたランス・アームストロングの光と影を描く。

13年にはアカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞受賞のアレックス・ギブニー監督が撮ったドキュメンタリー「ランス・アームストロング ツール・ド・フランス7冠の真実」が公開されたが、ドラマとして描かれるのは初めて。『ローン・サバイバー』で兵士役を演じたベン・フォスターが肉体改造を経て、ランスになりきっている。顔や表情もよく似ている。レースさながら、畳み込む演出もあって、引き込まれる。

アームストロングが手を染めた薬物は、赤血球を増やし、酸素を筋肉に送る効果のある貧血の治療薬「EPO」を始め、成長ホルモン、テストステロン、コルチゾン、血液ドーピングと数知れない。

劇中では、イタリア人医師による独自プログラムをきっかけに、レース中に靴に隠して注射器を持ち込む様子、冷凍保存しておいた自分の新鮮な血液を点滴する「血液ドーピング」、検査逃れのための点滴投与、金と権力を使っての恫喝、自転車競技連合ぐるみの隠蔽工作……とドーピングにハマっていく姿が描かれる。

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最終更新:5月20日(金)15時0分

dmenu映画

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。