ここから本文です

石川産生地の販路拡大、蝶理 今秋、供給先4社に

北國新聞社 5月20日(金)3時19分配信

 繊維商社の蝶理は、石川県内で生産、染色加工された生地ブランド「石川FABRICS(ファブリックス)」の販路を広げる。今秋にも、生地供給先を現在の1社から4社に増やし、石川の産地からの生地仕入れを拡大する。

 19日、金沢市内で先濵一夫社長らが会見し、方針を説明した。アパレルメーカーに納入する生地売上高は2億円に増やす計画だ。製品ベースの売上高は現在の約1・2倍に拡大する見通し。石川ファブリックスを使った製品はポロシャツやレインウエアがあり、専用のタグを付けて販売されている。今後、ダウンジャケットやパンツも投入される。

 蝶理は、2020年の東京五輪を見据え、スポーツウエア向けを強化する方針で、吉田周史執行役員北陸支店長は「トップアスリートが国際大会で着用することも決まっており、効果的なブランディングを進める」と話した。

 昨年度の北陸産地との取引額は前年度比1%増の255億円で、このうち糸や生地を産地企業に販売する「売り上げ」が135億円、産地からの「仕入れ」は120億円だった。今年度の取引額目標は260億円とする。高付加価値商品の欧州輸出の拡大を図るため、現地販売員を増員して流行などの情報を北陸の産地に直接伝える仕組みを整える。先濵社長は「北陸産地とグローバル展開を進めたい」と話した。

北國新聞社

最終更新:5月20日(金)3時19分

北國新聞社

【生中継】小池百合子都知事の会見