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最高峰の美、公開待つ 日展金沢展21日開幕、県立美術館

北國新聞社 5月20日(金)3時24分配信

 21日に開幕する改組新第2回日展金沢展(北國新聞社、日展、日展石川会主催)の作品陳列は19日、会場となる金沢市の石川県立美術館で行われ、最高峰の美を放つ5部門334点が公開を待つばかりとなった。開場式は20日午後3時から、同美術館で行われる。

 金沢展は昨年秋に東京・国立新美術館で開かれた本展の巡回展で、2年ぶりの開催となる。日本画、洋画、彫刻、工芸美術、書の5部門に、文化勲章受章者や文化功労者、日本芸術院会員ら重鎮から中堅、気鋭の作家が秀作を寄せた。

 陳列指導は、奥田小由(さゆ)女(め)理事長(工芸美術)、土屋●一副理事長・事務局長(日本画)、藤森兼明副理事長(洋画)、山本眞輔理事(彫刻)、星弘道理事(書)の各部門担当役員5氏が担当し、作品の色彩や形状に配慮した展示空間を作り上げた。

 陳列指導に先立ち、一行は北國新聞社を訪れ、温井伸社長と懇談した。北陸新幹線に初めて乗って金沢入りした奥田理事長は「工芸王国と言われる金沢と東京が大変近くなり、印象深いものがある」と述べた。日展入選者数(人口100万人当たり)が全国トップクラスの石川県での巡回展について、「文化に理解が深い金沢で日展を開催できるのはうれしい。巡回展の中で一番、地域の活力を感じる」と強調した。

 日展石川会の大樋陶冶(とうや)斎(さい)理事長、武腰敏昭理事が同行した。

 会期は6月12日まで。入場料は前売りで一般900円、中高校生600円、小学生300円(当日は各100円増し)となっている。

 22日は、地元作家に贈られる北國新聞社奨励賞の選考が行われ、日本画の宮下和司さん(輪島市)、洋画の早崎和代さん(金沢市)、彫刻の榎本圭佑さん(同)、工芸美術の田嶋秀之さん(野々市市)、書の阿部豊寿さん(金沢市)の5人が選ばれた。表彰式は20日午後5時半から金沢市のANAホリデイ・イン金沢スカイで開かれる開催記念祝賀会の席上、行われる。

 (●=ネへんに豊)

北國新聞社

最終更新:5月20日(金)3時24分

北國新聞社