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「沖縄の全基地撤去せよ」 嘉手納基地前、怒りの訴え

沖縄タイムス 5月21日(土)5時1分配信

 元海兵隊員で米軍属の男による女性遺体遺棄事件を受けて20日、沖縄県内は怒りや悲しみに満ち、幾度となく繰り返される米軍絡みの事件に抗議が相次いだ。
 男の働く米軍嘉手納基地の第1ゲート前(北谷町砂辺)では午後0時すぎから、第3次嘉手納爆音訴訟原告団などが抗議集会を開催。200人以上が参加し「最悪の事件だ。沖縄から全ての基地を撤去せよ」と訴えた。
 集会では、亡くなった女性の冥福を祈り黙とう。原告団の新川秀清団長は「元気で帰ってとの願いは最悪の結末になった。復帰44年たっても米軍の事件をなくせない政治を変えなければいけない」と憤った。
 「基地・軍隊を許さない行動する女たちの会」(高里鈴代、糸数慶子共同代表)など16団体の女性らも県庁記者クラブで会見し、被害者家族らへの謝罪とケア、加害者の厳正処罰、沖縄からの全基地・軍隊撤退を求める要求書を発表した。
 高里共同代表は「沖縄で暮らす私たち皆に起こりうる事件だ。フェンスの内外を問わず、基地や軍隊は人間の心と体を深刻なまでに破壊する。被害者がどれほどの恐怖や苦しみにあったか。共に悼み、怒り、抗議の声を上げてほしい」と訴えた。要求書は日米両首脳らに送る予定。
 「女たちの会」などは22日午後2時から、在沖米軍司令部があるキャンプ瑞慶覧の石平ゲート前で、被害者女性を追悼し、事件に抗議する集会を開く。幅広い参加を呼び掛けている。

最終更新:5月21日(土)20時33分

沖縄タイムス