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のぞき常習の元巡査長 「目標のアパートで終わりに…」 千葉地検が1年求刑

千葉日報オンライン 5月21日(土)17時58分配信

 のぞき目的で女性宅の敷地内に侵入したとして、邸宅侵入の罪に問われた元千葉県警第3機動隊巡査長でアルバイト、橘亮造被告(31)=成田市=の初公判が20日、千葉地裁(高橋正幸裁判官)で開かれた。橘被告は起訴内容を認め、検察側は懲役1年を求刑した。

 起訴状によると、橘被告は女性の姿をのぞき見するなどの目的で昨年9~11月、酒々井町内の5カ所のアパート敷地内や廊下に侵入したとしている。

 検察側の論告などによると、橘被告は妻(39)との夫婦生活や仕事、金銭問題などでストレスを抱え、昨年5月ごろから他人の部屋をのぞくようになった。塀を乗り越えて敷地内に侵入することもあり、ドアポストや窓から携帯電話で室内の撮影や録音をしていたとされる。

 被告人質問で橘被告は、犯行当時警察官だったことを問われると、「(犯行への抵抗は)最初はあったが、時期がたつにつれどうにでもなってしまえという気持ちだった」と答えた。起訴された5カ所以外に目星をつけていたアパートがあったといい「そこが見られたら終わりにしようと思った。目標だった。最後まで見えなかった」などと述べた。

 検察側は論告で「犯行は約半年間に及び常習性が顕著。警察官の信頼を失墜させた」などと批判。弁護側は「真摯(しんし)に反省し再犯の可能性はない」として執行猶予付き判決を求めた。

最終更新:5月21日(土)17時58分

千葉日報オンライン