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ウェス・アンダーソン監督がデザインした「オシャレすぎるバー」に潜入!

dmenu映画 5月22日(日)18時0分配信

イタリア・ミラノで“噂”のBar(バール)は、街の中心であるドゥオーモ広場から24番のトラムで揺られること約15分。Via Ripamonti(ヴィア・リパモンティ)で下車して、さらに徒歩で約10分……と、えらい街外れにあった。映画『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』(01)や『ダージリン急行』(07)などポップでキッチュな作風で知られる映画監督ウェス・アンダーソンがデザインしたBar Luce(バール・ルーチェ)だ。

元蒸留所だっただけに周囲も倉庫や工場ばかりで人通りはあまり多くない。しかし世界的ブランド、プラダ財団が手掛けたアート複合施設「プラダ財団ミラノ」に併設され、訪れたのがランチ時だったこともあり、なかはプラダ財団に勤務しているであろうオシャレなミラネーゼや、現代アートの鑑賞に訪れた流行に敏感な人たちであふれていた。昨年5月にオープンしてちょうど1年。バール・ルーチェは、すっかりプラダ財団ミラノの顔として定着したようだ。

プラダ×アンダーソン監督のコラボは、プラダが「ファッション・デザイン・アート・シネマ・建築を融合して新たな現実を生み出す世界的なプロジェクト」(byプラダのHPより)こと、「Prada Classics(プラダ・クラシックス)」の第3弾として発表した短編映画『CASTELLO CAVALCANTI(カステロ・カヴァルカンティ)』(13)が始まり。同作は1955年のイタリアの設定で撮影もローマのチネチッタで行われたそうだが、このバールも'50~'60年代のイタリアン・ポップカルチャーや美学を取り入れている。ヴィットリオ・デ・シーカ監督『ミラノの奇蹟』(51)やルキノ・ヴィスコンティ監督『若者のすべて』(60)も参考にしたというが、両作品ともモノクロ。独特の色使いはまさにアンダーソンの世界だ。基調となっているパステルグリーンのカウンターは『CASTELLO CAVALCANTI』にも登場するカフェのバーカウンターとも一緒。同じく基調となっているパステルピンクや壁紙は、『グランド・ブダペスト・ホテル』(13)を彷彿とさせ、まるでアンダーソン作品に入り込んだかのようだ。

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最終更新:5月22日(日)18時0分

dmenu映画

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。