ここから本文です

今季最後の“デア・クラシカー”はPK戦までもつれる大熱戦に ノイアーがペップ・バイエルンに最後のタイトルをもたらす

theWORLD(ザ・ワールド) 5月22日(日)5時50分配信

頂上決戦にふさわしく

21日、DFBポカール決勝戦が行われ、バイエルンとドルトムントが対戦した。

2週間前、ブンデスリーガ4連覇を決めたバイエルンは2冠を狙い、現時点で最高のメンバーを送り出している。一方のドルトムントは渦中のマッツ・フンメルスが先発メンバーに名を連ねた。日本代表MF香川真司はバイエルン仕様で臨むメンバー選考により、ベンチスタートとなっている。

試合は決勝戦らしい落ち着いた立ち上がりで幕を開ける。対バイエルン仕様の5バックを並べてきたドルトムントを相手にバイエルンは得意のサイド攻撃を繰り出せず、ブロックの外からミドルシュートを打つにとどまる。ドルトムントも多くの時間、相手にボールを明け渡しているため、有効な攻撃は繰り出せず。すると30分、ドルトムントは4バックにシステム変更し、ボール保持を試みた。これによってややオープンな展開になり、試合の流れは変わっていく。バイエルンは空いたスペースにラームやチアゴが飛び出すことで相手守備陣をかく乱しゴールに迫れば、ドルトムントはオバメヤンにロングボールを届けられるようになり、チャンスを作り始める。ゴールの匂いがやや香ってきたところで、前半はスコアレスで終了。

後半、バイエルンは右サイドから活路を見出す。ドウグラス・コスタが立て続けに突破し、クロスをあげて決定機を作り出す。するとドルトムントも負けじとロイスとオバメヤンの2人のみでカウンターを成立させ、バイエルンの守備陣に冷や汗をかかせる。しかし徐々にプレスがかからなくなってきたドルトムントは一方的にバイエルンの攻撃を受け始めていく。バイエルンはクロスからリベリが決定機を迎えるが、強烈なシュートはビュルキがストップし、先制点は生まれない。その後、ドルトムントもカウンターから先制点のチャンスを得るが、オバメヤンが痛恨のシュートミスでふいにしてしまう。結局後半に入っても、スコアは動くことなく延長戦へと突入する。

延長に入ってもバイエルンがボールを持つ展開は続き、ドルトムント守備陣には疲れの色が見えてくる。それにつけこみ、バイエルンが中央を細かいパスで突破すると、レヴァンドフスキがフィニッシュ。しかしこれをギリギリのところでドゥルムが足に当て、難を逃れる。その後もほとんどの時間をバイエルンがボールを持つも、最後の局面で崩せずゴールネットは揺らせない。

延長後半、ドルトムントは香川を投入し、流れを引き戻しにかかる。しかし、疲労からドルトムントの選手たちは次々と倒れこみ、攻撃につなげられない。バイエルンもチャンスを作り出すことはできず、ついに試合はPK戦に決着をゆだねることになる。

ドルトムントはベンダー、ソクラティスが失敗し、バイエルンは5人中キミッヒ以外の4人が成功。その結果、PK戦を4-3でバイエルンが制している。これによりグアルディオラはバイエルンでの最終年を2冠で終えることとなった。一方のドルトムントは素晴らしいシーズンを過ごしたが、タイトルを獲得することはできず、来季に向けて課題を残した。


[メンバー]

バイエルン:ノイアー、ラーム、キミッヒ、ボアテング、アラバ、リベリ(→コマン 108)、ドウグラス・コスタ、チアゴ、ビダル、レヴァンドフスキ、ミュラー

ドルトムント:ビュルキ、シュメルツァー(→ドゥルム 70)、フンメルス(→ギンター 77)、パパドプーロス、ピシュチェク、カストロ(→香川 106)、ベンダー、ヴァイグル、ロイス、ムヒタリヤン、オバメヤン

[スコア]
バイエルン 0-0 ドルトムント
PK戦 4-3

[得点者]
なし

http://www.theworldmagazine.jp/

最終更新:5月22日(日)6時16分

theWORLD(ザ・ワールド)

スポーツナビ サッカー情報

海外サッカー 日本人選手出場試合

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

暗闇で光るサメと驚くほど美しい海洋生物たち
波のほんの数メートル下で、海洋生物学者であり、ナショナルジオグラフィックのエクスプローラーかつ写真家のデビッド・グルーバーは、素晴らしいものを発見しました。海の薄暗い青い光の中で様々な色の蛍光を発する驚くべき新しい海洋生物たちです。彼と一緒に生体蛍光のサメ、タツノオトシゴ、ウミガメ、その他の海洋生物を探し求める旅に出て、この光る生物たちがどのように私たちの脳への新たな理解を明らかにしたのかを探りましょう。[new]