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都内会社員と「天領米」 能登・黒川、「丸の内朝大学」と田植え

北國新聞社 5月22日(日)2時54分配信

 能登町黒川地区の住民グループ「黒川創生会」は、東京・丸の内の会社員向け市民大学「丸の内朝大学」の受講生と、「黒川天領米」と銘打った地域米の栽培に乗り出した。県有形文化財「能登天領庄屋中谷(なかたに)家」前の水田で、手作業にこだわった米を作る。石川高専の学生も協力してブランド化を目指す。

 21日は、丸の内朝大学の受講生10人と、石川高専建築学科の村田一也准教授、ゼミ生8人が黒川地区を訪れ、地元農家と約2千平方メートルに苗を手植えした。

 中谷家は江戸時代初期に建てられて同後期まで増築が繰り返された。保存・活用が課題となっており、受講生はこれまで、中谷家を核にした地域活性化策を模索し、地元住民と交流を続けてきた。今年度からは、中谷家を調査している石川高専のゼミ生も加わり、米のブランド化に取り組む。

 農作業は、受講生や学生がなるべく手作業で行い、はざ掛けをしておいしい米作りを目指す。米は中谷家でのイベントで販売する。当主の中谷直之さん(57)は「中谷家を拠点に、多くの人が関わっていけるようにしたい」と期待を込めた。

北國新聞社

最終更新:5月22日(日)2時54分

北國新聞社