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海外拠点ともコラボ 「FabCafe」相樂園香 クリエイターが集う理想の場作り

SENSORS 5月23日(月)13時0分配信

先月、日本では2拠点目となる「FabCafe HIDA」がオープン。FabCafeはフランス、スペイン、台湾など世界にもネットワークを広げ、クリエイターのコミュニティハブとなっている。今回お話を伺った相樂園香さんは自身がデザイナーでありながら「FabCafe Tokyo」のディレクターを務め、コミュニティ作りに日夜励む。クリエイターが集う場づくりを通じて、相樂さんが実現したいのは「デジタルファブリケーションの民主化」だという。

年間約300本のイベントを実施、“ファブリケーション・ディレクター“のお仕事とは?

--肩書きが「ファブリケーション・ディレクター」ということですが、具体的にどういったことをされているのでしょうか?

相樂:FabCafeの運営は5人しかいないため、あらゆることをやっています。ワークショップの企画、サービス開発、そしてアルバイトのトレーニングまで。イベントは大きく店内で行うものと、お店の外で企業様と組んで行うものがあります。最近だとPCメーカーと一緒に家電量販店でプロモーションを行ったり、一昨年は文房具メーカーさんと伊勢丹さんでポップアップをやりました。

--年間で約300本のイベントを行ったそうですが、昨年最も印象的だったイベントは何ですか?

相樂:昨年から始めたloftwork.comとFabCafeのものづくり実験企画「Make it Youself(MiY)」というプロジェクトです。ロフトワークが運営している「ロフトワークドットコム」というポータルサイトには、2万5千人のクリエイターがいるんです。「MiYプロジェクト」はこのクリエイター×FabCafe×企業という三角形で、コラボレーションのきっかけを創出する試みです。昨年はUVプリンターという新しいマシーンが入ったタイミングで、革のスリッパを作る公募、そして受賞作品の展示、ワークショップを行いました。

仏・トゥルーズにもFabCafeがオープン。世界の拠点とのコラボ

--「FabCafe」は昨年、フランス・トゥルーズにもオープンするなど、グローバルでも展開が進んでいますよね。他拠点との連携は具体的にどのように行われているのでしょうか?

相樂:毎週火曜日にSkypeで全拠点をつなぎ、グローバルコールを行っています。ニューヨークは時差が大きいので毎回いるわけではないですが、「どういうイベントをやってるの?」、「じゃあ台北でもやりたい」といったやりとりが行われて、実際にデータやイベントを共有することもあります

--世界で行われたユニークなイベントはありましたか?

相樂:一昨年と昨年、オーナメントをWebで募集して世界中のクリスマスツリーをみんなで作って飾る試みを行いました。東京がデータを作って、台北がそれをダウンロードして和柄の靴下を付けお互いのツリーを飾り合うようなものです。

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最終更新:5月23日(月)13時0分

SENSORS

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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