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JFEスチール、西日本・倉敷の熱延ミル能力を月50万トンに増強

鉄鋼新聞 5月23日(月)6時0分配信

 JFEスチールは「国内生産基盤の強化」を狙いに熱延ミルの増強など設備投資を積極的に進めている。西日本製鉄所(所長・弟子丸慎一専務)では今年度、倉敷地区で熱延ミルの生産能力を増強する。5号加熱炉を新設し、熱延コイル月産量を現状の約40万トンから50万トン水準にまで増やす。すでに工事を始めており、来年4月に稼働する予定。また、福山地区でも微粉炭吹込み(PCI)能力の増強を進める方針。

 JFEは2015年度からの3カ年で国内で6500億円を投資する計画。西日本製鉄所は、その一環として、これまでにコークス炉更新などを手掛けている。20日、倉敷地区見学センターで弟子丸所長のほか、小川博之西日本製鉄所福山地区所長、吉居卓也西日本製鉄所副所長が就任会見を行い、それぞれ抱負や今後の方針などを話した。
 弟子丸所長は「人材育成」「収益改善」「地域との共存共栄」の3点を重点課題とし、「今後の設備投資は単なる老朽化更新ではなく、老朽「合理化」更新。コスト競争力の源泉は設備投資だ。また、新商品の開発にも投資は欠かせない。(投資を怠ることなく)世界最高の技術力で戦っていく」などと話した。
 小川福山地区所長は「粗鋼生産1千万トンという規模のメリットを生かし、コスト競争力を発揮していく。また、JFEで求められる役割もしっかりと務めたい」などと述べた。

最終更新:5月23日(月)6時0分

鉄鋼新聞