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準備OK!ダルビッシュ有が1年9カ月ぶりとなるメジャーのマウンドへ…

ベースボールキング 5月23日(月)12時15分配信

トミー・ジョン手術の影響は?

 ダルビッシュのメジャー復帰登板が目前に迫ってきた。

 昨年のスプリングトレーニング、この初登板で右上腕の張りを訴えると、翌日のMRI検査で右肘側副靭帯の損傷が判明。結果、トミー・ジョン手術を受けたダルビッシュは、2015年シーズンのすべてをリハビリに充てることとなった。

 幸いにしてリハビリは順調に進み、今月1日にはマイナーリーグで復帰登板できるまでに回復。1日は2回32球、同6日は3回50球、同12日は4回54球、同17日は5回68球と徐々にイニング・球数ともに増やしていき、22日の“最終チェック”では6回を87球、3安打、1四球、6奪三振の無失点。

 本人も納得の投球で、2014年8月以来となるメジャー復帰登板がいよいよ目前まで迫ってきた。

 ダルビッシュの場合、リハビリといってもただ肘の状態を回復させただけでなく、体が一段と大きくなりパワーアップした印象を受ける。マイナーでの登板で記録した最速は158キロ。コンスタントに150キロ前後を記録するなど、以前よりも球速をアップしたダルビッシュが見られそうだ。

 復帰が楽しみである一方、やはり不安なのは手術の影響だろう。アメリカのスポーツ専門テレビ局『ESPN』が出したデータによれば、1999年から2014年までの間、のべ235人の投手がトミー・ジョン手術を受けたが、そのうち32人が再手術を迫られたという。

 2012年からの3年間に限れば、66人中19人の選手が再手術を強いられた。医療が格段と発達し、リハビリに関する知識が増えてもなお、再発を防げないことは頻繁にあるのだ。

 また、1999年から2011年までに手術を受けた147人のなかで、復帰したシーズンに10試合以上投げた投手は67%しかいない。トミー・ジョン手術の成功率は90%とも言われているが、復帰した最初のシーズンで以前のような活躍を望むのは容易ではない。

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最終更新:5月23日(月)12時24分

ベースボールキング

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