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史上“最少本塁打”での打点王なるか!? 広島・新井貴浩にかかる期待

ベースボールキング 5月23日(月)18時0分配信

このままいけば年間6本塁打で118打点!?

 開幕から2カ月が経とうとしているプロ野球。セ・リーグでは昨年のキングである山田哲人と各球団の助っ人たちによる熾烈なホームラン王争いで盛り上がっているが、打点王争いの方にも“ちょっとした異変”が起きている。

 ここまでのランキングを見てみると、広島の新井貴浩と阪神のマウロ・ゴメスが37打点でトップ。以下、丸佳浩(広島)がそれに次ぐ36打点を挙げ、ダヤン・ビシエド(中日)が35打点、ウラディミール・バレンティン(ヤクルト)とホセ・ロペス(DeNA)が34打点、山田哲人(ヤクルト)が33打点と強打者たちが続く。

 各球団の中軸を打つ打者が並んでおり、一見すると何も不思議なことはないように思われる。しかし、各選手の「本塁打数」を見てみると、その“異変”に気がつくことだろう。

 トップのゴメスが11本塁打で、ビシエドは13本塁打。バレンティンが12本塁打で、山田はリーグ最多の14本塁打をマーク。ホームランバッターではない丸も8本塁打を記録しているが、一番上に名前が載っている新井の本塁打は、たった「2本」なのだ。

 ゴメスは37打点のうち実に21打点を本塁打で稼いでいるが、新井が本塁打で記録した打点はわずか4打点。犠飛や内野ゴロでの打点もなく、37打点中33打点はタイムリーで記録したものである。

 たしかに、新井は得点圏打率.385という高い数字を残しており、チームメートの菊池涼介(.410)に次ぐリーグ2番目の数字となっているが、打点王争いでトップに並ぶふたりの打点の傾向にここまで違いがあるのは珍しい。

 仮にこのままのペースでいけば、新井の今季の本塁打と打点は6本塁打、118打点になる計算だ。2リーグ制以降、打点王を獲った打者の最少本塁打は、1954年の渡辺博之(大阪タイガース)が記録した7本塁打(91打点)というもの。今季はまだ100試合近くを残しているが、新井は史上最少本塁打での打点王となる可能性を秘めている。

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最終更新:5月23日(月)18時0分

ベースボールキング

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