ここから本文です

100回「王国」の誇り 高校相撲金沢大会、秋篠宮さま迎え

北國新聞社 5月23日(月)2時59分配信

 秋篠宮さまをお迎えしての第100回記念高校相撲金沢大会(北國新聞社など主催)は快晴に恵まれた22日、金沢市の石川県卯辰山相撲場で行われた。1915(大正4)年に始まった高校スポーツ界最古の大会は、秋篠宮さまがお言葉を述べた後、74校が熱戦を繰り広げ、約1万3千人(主催者発表)の観衆が沸き返った。団体は埼玉栄が6年ぶり5度目の優勝を遂げて新調の黒鷲旗を手にし、個人は菅野陽太(和歌山・箕島)が初制覇した。

 開会式では、大会長の温井伸北國新聞社社長のあいさつに続き、秋篠宮さまが「1世紀の長きにわたって大会を継続することができたのは、選手の意志のみならず、運営関係者、そして高校相撲を応援する人々が一体となって育んできた賜物(たまもの)であり、深く敬意を表します」と述べた。

 馳浩文部科学相、谷本正憲知事が祝辞を贈り、山野之義金沢市長が歓迎の辞を述べた。金市工の森田祥梧主将が宣誓した。

 団体予選の終了後、日本相撲連盟と全国高体連は、高校相撲金沢大会の開催を長年にわたり支えた功績をたたえ、北國新聞社に感謝状を贈った。閉会式では、温井社長から団体入賞校、個人入賞選手に賞典が手渡された。

 団体で地元石川期待の金市工と金沢学院は準決勝で惜敗して3位、続く北信越最優秀校決定戦で金市工が金沢学院を2―0で破った。個人でも金沢学院の佐藤淳史が準決勝で敗れて3位となり、北信越最優秀選手決定戦では福井農林の林舞蹴(まいける)に敗れた。

 団体の準々決勝で金市工は五所川原農林(青森)、金沢学院は日体大柏(千葉)にともに2―1の逆転勝ちを収め、昨年に続く石川勢同士による決勝対戦の期待が高まった。しかし、準決勝で金市工は鳥取城北、金沢学院は埼玉栄にともに大将戦の末に敗れた。

 団体決勝は埼玉栄が鳥取城北を2―1、個人決勝は菅野が西川登輝(埼玉栄)を寄り切りで破り、ともに3月の全国選抜大会に続いて栄冠をつかんだ。

北國新聞社

最終更新:5月23日(月)2時59分

北國新聞社