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百万石行列で新たに虫送り太鼓 初の合同練習会

北國新聞社 5月23日(月)2時59分配信

 6月4日に行われる金沢百万石まつりのメーン行事「百万石行列」の出発を盛り上げる公益社団法人県太鼓連盟は、今年の和太鼓演奏の演目に、「虫送り太鼓」を加えた。全国から行列見物に訪れる観光客へ、稲作に欠かせない伝統行事を披露し、米どころ石川で育まれた芸能の魅力を伝える。22日は津幡町津幡小で、初の合同練習会が行われ、参加者が大舞台に向けて心を一つにした。

 虫送り太鼓は、演奏の終盤に披露される。参加者は「五穀豊穣(ほうじょう)」「虫送り」などと書かれたむしろ旗を掲げ、4~6人で担ぐ「大(おお)桶(おけ)胴(どう)太鼓」や鉦(かね)を打ち鳴らして勇壮な音を響かせる。打ち手は加賀豊年太鼓保存会(金沢市)、出城虫送り太鼓保存会(白山市)、朝(あさ)霞(か)太鼓(津幡町)のメンバーが務める。

 合同練習会では、手取亢(こう)龍(りゅう)太鼓保存会(川北町)の安江信寿さんが「テンポを合わせるため、掛け声をもっと大きくして」と指導した。虫送り太鼓の打ち手となる出城虫送り太鼓保存会の北村真一郎さん(49)は「自分たちが思い切り楽しむことで、観客も楽しくなる演奏を届けたい」と話した。

 今年のまつりには、過去最多となる30団体270人が参加し、息の合った力強いばちさばきを繰り広げる。

北國新聞社

最終更新:5月23日(月)2時59分

北國新聞社