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沖縄産の牛・豚肉、輸出額が過去最高に

沖縄タイムス 5月24日(火)6時48分配信

 沖縄地区税関は23日、2015年に県内から輸出された食料品6品目の数量や金額を発表した。輸出額は牛肉が前年比11・8%増の8700万円、豚肉は微増の4900万円となり、いずれも過去最高を記録。両品目とも畜産農家の高齢化などで輸出量は前年を下回ったものの、ブランド肉や高級部位などの輸出が増え、単価が上昇した。砂糖(黒糖など)、ウコン、かんしょ(紅イモなど)、豚肉調製品の4品目も安心・安全や健康志向を背景に、輸出量・金額とも過去最高だった。
 同地区税関が沖縄で生産されている特徴的な食料品をリストアップし、10年から推移をまとめた。業界からのヒアリングなどを踏まえ「県産品の認知度が向上し、物流面でも那覇空港の国際貨物ハブが後押ししている。食肉へのニーズは高く、安定供給体制を構築すれば、さらに輸出は増えるだろう」としている。
 牛肉の数量は3%減の18・4トンだったが、1キロ当たりの単価は15%増の4723円。輸出先のシェア(金額ベース)は香港が91・8%、シンガポールが8・2%を占め、もとぶ牛や石垣牛などのブランド牛、高級な部位が好まれているという。
 豚肉の数量は豚流行性下痢(PED)の発生で14・1%減の38トン。一方、1キロの単価は16%増の1270円に伸びた。輸出先はすべて香港で、アグーなどのブランドに加え、県産の一般豚肉も需要が高かった。
 砂糖は主に黒糖で数量は37・3%増の70トン、金額は38・2%増の3700万円。ウコンの数量は2・6倍の2・5トン、金額は3・9倍の1900万円で、シェアは米国が約7割を占めた。
 かんしょは紅イモが中心で、数量は52・8%増の20トン、金額は39・5%増の900万円。県産ポークランチョンミートなどの豚肉調製品は数量が23・1%増の7トン、金額が7・5%増の900万円だった。

最終更新:5月24日(火)14時49分

沖縄タイムス