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巨大FTA推進議論 農相会合の成果反映も 伊勢志摩サミット

日本農業新聞 5月24日(火)12時30分配信

 主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)が26日、三重県志摩市の賢島で2日間の日程で開幕する。減速する世界経済への対応が最大のテーマで、財政出動へ各国が協調できるかが焦点。TPPなど巨大な自由貿易協定(FTA)の推進も議論する。4月の農相会合の成果も反映する。経済の色合いが濃いサミットで、農業所得の向上と農村活性化を重要課題と位置付け、力強いメッセージを打ち出せるか注目される。

 日本でのサミット開催は、北海道洞爺湖サミット以来8年ぶり。財政出動など世界経済への対応に加え、貿易、テロ対策、気候変動・エネルギー問題などが主な議題となる。自由貿易を進め、保護主義を抑止することが必要との立場から、巨大なFTAの推進、多角的貿易体制の強化についても話し合う。

 日本と欧州連合(EU)、米国とEU間でそれぞれ進めるFTA交渉は足踏み状態にあり、早期妥結に向けて議論する予定。日米ともに国内承認が進んでいないTPPも、早期発効に向けた手続きを急ぐことを確認する見通しだ。

 農業分野では、農相会合でまとめた新潟宣言の成果を、首脳宣言にどこまで反映できるかが焦点だ。農業を魅力あるものにして女性・若手農家の参入を促すために、農業所得の向上と農村の活性化の双方を進めることが重要だと打ち出した。

 農水省は、報道機関の取材拠点となる国際メディアセンターで、和食文化を紹介するコーナーを設置。現地では三重県産を中心とした国産食材のPRも行われる予定だ。

日本農業新聞

最終更新:5月24日(火)12時30分

日本農業新聞

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