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新型パナメーラ・プロトタイプ試乗。エンジンスペックや新技術の詳細予想も

carview! 5月24日(火)10時43分配信

発表迫る新型パナメーラの開発テストに参加!

ポルシェの“4ドア・スポーツカー”こと「パナメーラ」は2009年に上海モーターショーで初公開された。発売当初は「ダイナミック性能もデザインもポルシェらしくない」という批判もあったことは確かだが、中国、アメリカ、さらに日本でも実用性の高い4ドア・スポーツサルーンとして、何よりもポルシェというブランドに支えられて人気を博してきた。

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そして7年が経過した今、フルモデルチェンジが行われようとしている。幸運なことに私は、南アフリカ共和国のケープタウンで行なわれた、開発途上のプロトタイプによるテスト走行に参加することができた。

この地を選んだのは、ドイツと季節の差が全く反対で、冬期でも夏期のテストが行えること。ワインディングや標高差に富んだ道路も良く整備されており、テストには最適である。交通インフラやセキュリティが整っていることも重要なポイントだ。加えて、ドイツと時差が僅か1時間しかないことが、リアルタイムでの開発進行を可能にしているのだ。

まるで911を4ドア化したようなリア周り

カムフラージュされているとは言え、大胆にもケープタウンの飛行場にある一般駐車場に現れたのは「パナメーラ 4S」「パナメーラ 4S ディーゼル」「パナメーラ ターボ」の3台である。

ポルシェ社内で「G2」と呼ばれる2世代目パナメーラで要求された開発目標は、まず(1)ポルシェらしいダイナミックで首尾一貫したデザイン、続いて(2)パフォーマンスの追求、そして(3)将来的な環境重視モデルへの繋がりを可能にするレールを敷く事、にあったとパナメーラ開発担当のゲルネット・デルナー氏は語る。

まずは最初のデザインだ。部分的にカムフラージュされているが、サイドビューは大きく変わったのがわかる。基本的なルーフラインを守りつつも、ルーフ後半が911のようになだらかに落ちている。また、現行モデルはウエストラインが後方に向かって盛り上がり、リアドアの一部とCピラーの根元が広く繋がった結果、リア・クォーターが重苦しい印象を与えていたが、新型パナメーラではまるで911を4ドア化したような軽快でスポーティなプロフィールが完成している。これは2012年9月にパリで公開されたワゴンのコンセプトモデル「パナメーラ スポーツ ツーリスモ」で見られたデザインである。

またフロントではフルLEDヘッドライト・ユニットの中にル・マン勝者「919ハイブリッド」に端を発した片側4灯のデイドライビング・ライトが光っている。リア・エンドはかなりしっかりしたカムフラージュで覆われているが、おそらくここにもスポーツ ツーリスモのような横長のリアコンビライトが採用されているものと思われる。

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最終更新:5月24日(火)10時43分

carview!