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農林漁業体験をすると・・・ 栄養バランス 地元食材利用 高まる意識 農水省1万人アンケート

日本農業新聞 5月24日(火)12時30分配信

 体験の有無、食生活にくっきり――。農水省の調査によると、農林漁業体験をした人は、体験していない人に比べて地元の食材を食卓に取り入れ、野菜を多く食べるなど栄養バランスの取れた食事を心掛ける傾向が強いことが分かった。食育を進める上で、農林漁業体験の大切さを改めて浮き彫りにしていると言えそうだ。

食育推進に欠かせぬ

 調査は昨年8月、食生活や消費実態を調べるため、20歳以上75歳未満の男女1万人を対象にインターネットを通じたアンケート形式で実施した。

 調査結果によると、主食・主菜・副菜の三つそろった食事を「ほとんど実践している」と「だいたい実践している」を合わせた割合は、農林漁業体験に参加したことがない人が69.4%だったが、体験に複数回参加したことがある人は2割多い82.1%に上った。

 また、地元の食材を普段の食生活に取り入れることを「ほとんど実践している」と「だいたい実践している」を合わせた割合は、農林漁業体験に参加したことがない人が54.3%だったが、体験に複数回参加したことがある人は3割多い72.8%だった。

 農水省は「農林漁業体験で食への理解がより深まり、食生活への意識が高まっている」(消費者行政・食育課)と分析。同省は今後、工場見学や体験農園など気軽に参加できる農林漁業体験を広め、食育の推進に役立てたい考えだ。

 食育の推進を促すために、政府が策定した2020年度までの第3次食育推進基本計画では「農林漁業体験をした国民の割合」を現状の36%から40%以上にする数値目標を定めている。

日本農業新聞

最終更新:5月24日(火)12時30分

日本農業新聞

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