ここから本文です

【MLB】止まらないイチロー、米メディアはどう伝えたのか「42歳で時計を巻き戻す」

Full-Count 5月24日(火)23時57分配信

イチローの活躍に熱狂するマイアミ

 スタメンの機会が巡ってきたこの3試合で驚異の13打数10安打。3試合のうち2試合で4安打を放ち、打率も.417にまで上昇したイチロー。23日(日本時間24日)の本拠地レイズ戦では7-6の逆転劇の立役者にもなった。そのベテラン外野手の活躍を米メディアはどう伝えたのか。

イチロー、世界一の安打製造機へ MLB歴代通算安打数ランキング

「イチローが42歳で時計を巻き戻す」との見出しで伝えたのはMLB公式サイト。センター、レフト、ライト、そしてライトと3方向に打ち分け、全盛期の姿を取り戻したかのような打撃に「すべての打席にお祝いをする意味がある。マーリンズはイチロー・スズキの復活の恩恵を間違いなく享受している。不老の42歳は、はつらつとした活力をマイアミにもたらしている」とレポートした。

 地元紙「マイアミ・ヘラルド」電子版は「イチローの4安打がマーリンズのレイズ戦逆転勝利に後押し」との見出しで特集。メジャー通算2960安打とし、3000安打に残り40本と迫ったベテランに「最初の3打席でヒットを放ち、メジャー歴代安打数で上昇を続けている。そして、5打数4安打となった」と伝えている。

 また、地元紙「パームビーチポスト」電子版も「スズキの4安打がマーリンズとのレイズ戦の7-6での死闘を助ける」との見出しで特集を組んだ。

「また2001年がやってきたかのよう」

 一方、地元マイアミで試合を中継した「FOXスポーツ・フロリダ」は解説を務めたマーリンズOB、ジェフ・コーナイン氏が大絶賛。2点を追う初回先頭の第1打席でいきなり中前打を放つと、「この男はアメージングですね。活躍を続けています」、「ワオ!彼は今見ているだけで楽しいですね」などと伝え、同点の2回1死走者なしの第2打席で華麗な流し打ちを見せると、実況も「アンビリーバブル!」と絶叫。現役時代に1982安打を記録し、「ミスター・マーリン」とも呼ばれるコーナイン氏は「ボールがどこに来ようとお構いなしですね。内角外角関係なく打ちます」と絶句した。

 また、ヒットを量産する姿に実況は「2001年に彼が来た時に私もシアトルにいましたが、また2001年がやってきたかのような感じです」と驚嘆。コーナイン氏も「マーリンズパークが総立ちです。もう見るのが楽しみで仕方がない」と本拠地の熱狂ぶりに感嘆の声を漏らしていた。

 ヒットを打つたびに打撃技術の高さを称賛され、「感銘的」「アンビリーバブル」などの言葉も浴びたイチロー。メジャーで1試合4安打以上は現役最多の53度目。米国内の解説者らも脱帽する偉大なキャリアを歩むイチローはさらなる金字塔へ向けて突き進んでいる。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:5月25日(水)0時8分

Full-Count

スポーツナビ 野球情報