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どんなときも“平然”と…好調DeNAを率いるラミレス監督の落ち着き

ベースボールキング 5月24日(火)17時0分配信

「ルールは平等」

 開幕から2カ月が経とうとしているプロ野球2016年シーズン。ここまでで最も注目を集めているトピックのひとつが、新たに導入された「コリジョンルール」だろう。

 捕手と走者の接触を避け、ケガを未然に防ごうというのが導入の目的であったが、新ルールを巡って各地で混乱が起こる事態に。新ルール導入にともなってホーム上のクロスプレーがビデオ判定の対象となったことも相まって、監督が飛び出してきて抗議するシーンがよく見られるようになった。

 「野球にならない」という声まで挙がっている中、そんな騒動も気にせず“順応”しているチームがある。横浜DeNAベイスターズだ。

 1点を巡る重要な攻防が、数分間の「リプレイ検証」の結果、かんたんに判定が覆ってしまうことがある。監督や選手たちは困惑を隠せないが、ラミレス監督は「ルールはどちらにも平等なんだ。その中でプレーするだけ」。こう平然と話す。

どっしり構えて迎え撃つ

 5月20日のヤクルト戦。2点リードの5回、一死三塁の場面で打者は投手の成瀬だった。

 この場面、ふつうなら内野は失点阻止の前進守備を取るのが定石。しかし、ラミレス監督は内野陣を定位置にとどめたのだ。首をかしげる采配かもしれないが、これこそ「コリジョンルール」を見据えた采配ともいえるものなのである。

 仮に成瀬が内野ゴロを打って本塁がクロスプレーとなった場合、「コリジョンルール」によってブロックが出来ないことから、1点を失う可能性は昨年までよりも高くなっている。

 そこで指揮官は考えた。リスクを冒す作戦よりも、まずは「1アウト」を…。新ルールを見据えた戦法を選んだのだ。

 ただし、この時に限ってはその作戦はハマらなかった。確実にアウトをひとつ取りたかった成瀬にタイムリーを許してしまったからである。結末は誤算だったが、ラミレス監督くらいどっしりと構えている方が、選手も迷いなくプレーできるというものだ。

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最終更新:5月24日(火)17時5分

ベースボールキング

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