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Living in Sapporo《レバノン人》サブリナさん前編 百科事典でJapan発見

THE PAGE 5月25日(水)16時50分配信

 【北海道・札幌】200万人近い人口を抱える北海道の道庁所在地・札幌。「さっぽろ雪まつり」を代表とする世界規模のイベントも開催され、多くの観光客が訪れる街だ。その札幌には多くの外国人(2011年の札幌市の調査によると「札幌の外国人登録者数」は9500人強)が住んでいる。そこで、札幌で暮らす外国人に「札幌の魅力」を聴く「Living in Sapporo」の不定期連載をスタート。第3回前編では、英会話教師のカナダ育ちのレバノン人、ヤラ・サブリナ・ケマレディンさんになぜ日本に興味を持ったのかを聞いた。(インタビュー・構成/橋場了吾)

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札幌よりも雪が少なく寒い街カルガリーで育つ

 私の生まれはカナダ・カルガリーです。(筆者「カルガリーといえば、僕の中ではプロレスの街で……」)ええ、Bret Hart!(ブレット・ハート、世界最大のプロレス団体WWEでチャンピオン経験もある「ヒットマン」の異名を持つ名レスラー)彼はカルガリーでももちろん有名人ですよ。そのカルガリーは、札幌より雪が少ないのに寒い街です。寒い時だとマイナス何十度になることもあります。自然・公園・川が多いのは札幌にも似ていますね。

 カルガリーで有名な食べ物といえばハンバーガー。特に人気のお店ではパンも肉もソースもすべて手作り、注文してから作ってくれます。あと、スモークサーモンも有名ですね。

 私はカナダ生まれですが、両親がともにレバノン人なので、カナダとベイルートを行ったり来たりする学生時代を送っていました。当時のレバノンは政治的な不安定な時期で、教育もなかなか行き届かなかったことから、カナダの通信教育を使いながら勉強していました。

 レバノンにあるベイルートアメリカ大学に進学、心理学・児童心理学を学び学士・修士を取得しました。私は8人兄弟の末っ子で、上の兄弟の子どものお世話をするうちに、子どもの心理に注目するようになりました。子どもの心理状況が、大人に成長してからも大きく影響すると思い、一般的な心理学だけではなく児童心理学も勉強しました。そして卒業後に日本にやって来ることになるのですが、実は小さい頃から日本には興味があったんです。

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最終更新:5月27日(金)9時19分

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