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Googleが音声認識システム『Google Home』を発表 - Google I/Oカンファレンス2016

ReadWrite Japan 5月25日(水)22時30分配信

Googleは、Google I/Oカンファレンス2016で、音声認識によるホームオートメーションシステム『Google Home』を初公開した。

ここ数ヶ月間いくつかのティザー広告が配信され、RecodeもGoogleの音声認識機能のついた家庭向け携帯スピーカー「Chirp」への取り組みついて報じていた。

製品部門副社長のマリオ・ケイロス氏はGoogle Homeを以下のように説明した。
「音声アシスタントを使用して音楽やエンターテイメントを楽しみ、あらゆるタスクを管理し、“Ask Google”に自分が何をすべきかを聞くことができる。」
これは、かつて小さなデバイスから大きなスクリーンで動画などを再生していた「Chromecast」の後継に当たる。


■ホームオートメーション関連が賑やかになってきた

Google Homeは、音声によるリクエストでクラウドから直に音楽の再生をできるWiFiスピーカーも備えており、特定の、あるいは複数の部屋での音楽の再生も可能だ。

ケイロス氏は、動画でフライトの遅延確認やレストランの予約の取り直し、子供の宿題への回答などのデモンストレーションをし、今後、子どもが両親と日常的に話す必要性がなくなる現実を見せた。

質問に対する回答や、生活の管理だけではない。Google Homeは電気やサーモスタットの他に、Nestなどのスマートホームデバイスとも連動できる。ケイロス氏は音声アシスタント機能を通じてホームオートメーション以上のことに発展するだろうと予測している。

IoT開発者チーミン・ファン氏は、Google Homeは既存のものに似ていると答える。「デモの段階からAmazonのEchoと大して変わらないと思っていた。開発者コミュニティとAPIの改善速度かのどちらかが軌道に乗る鍵となると思う。」

また、彼はGoogle HomeがNestや他の製品とどの様に連動するのかについて十分に述べられていないことも指摘する。

「もしNestが通常と違うことを検知できるのであれば、Google Homeを警告システムとして機能させることができる。複数のデバイスを連動させることで警告システムのネットワークを作ることができ、ある家で出火した場合、隣の家にアラートが行くという仕組みである。」

このデバイスは、2015年に登場したAmazon Alexaと争うことになるだろう。これでApple、Microsoft、Googleの音声認識アシスタントは出揃ったが、その活躍の場はモバイルデバイスに限られている。

Googleは今後、実際の製品の展開に先立って、開発者向けにアプリの開発統合に必要な情報を公表するかも知れない。どの道これはGoogleのアシスタントエコシステムの鍵となり、さらなる展開を見せることだろう。

ReadWriteJapan編集部

最終更新:5月25日(水)22時30分

ReadWrite Japan

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