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モレスモーが“複雑な”マレーとの別離を説明 [海外テニス]

THE TENNIS DAILY 5月25日(水)12時0分配信

 アメリー・モレスモー(フランス)がアンディ・マレー(イギリス)のコーチを辞めた理由を、自らの口で説明した。彼女は「ともに成し遂げられることの終焉に至り」、彼は「複雑な」選手だと言う。

 マレーが2014年6月に全豪とウィンブルドンのチャンピオンであるモレスモーをコーチとして雇ったとき、彼は女性をコーチにした初のトッププレーヤーとなったが、2016年5月9日に二人はその関係に終止符を打った。

 グランドスラム大会で2回優勝しているマレーは、モレスモーの指導下、昨年初めてクレーコートの大会のタイトル(ミュンヘンとマドリッド)をつかんだ。しかし、彼はその後、さらにグランドスラム大会のタイトルを加えることはできなかった。マレーは現在、世界2位だ。

「私たちはプロとして、ともに成し得ることの終わりに至った。そういう印象を受けた」と、モレスモーは土曜日に、レキップマガジンのインタビューに語っている。

マレーがモレスモーとの友好的別離を説明「ともに過ごせる時間が少なすぎた」

「アンディは複雑な人。コート上での彼は、普通の生活における彼と正反対にもなり得る。当惑させられることもあるわ。私は彼を助けるためにそこにいた。でも、私にはもうこれ以上、ことを向上させることはできないという感じを覚えたの」

 モレスモーは昨年8月に初めての子供を生み、コーチ業を中断して6ヵ月の休みをとった。「私は全豪オープンのあと、彼に同行する週の数を減らした。だから私たちがともに過ごした時間はわずかしかなかった」とモレスモーは言う。「そして、私が彼を助けられなかったその時期が、彼にとって厳しい期間となった」。

 モレスモーは、それは避けられないものだったと言うにとどめ、別離の理由についてそれ以上細々と語ろうとはしなかった。
「あまり詳細には言及したくないわ。ある種のことは、皆、見ればわかるでしょう」
 マイアミの大会で、モレスモーがマレーのチームがいるボックス席にいなかったことについて聞かれると、こう言った。
「私はもうあそこにいたくはなくなった。ほかのことを試したくなったのよ」

 とはいえ、モレスモーは、マレーの強烈とさえ言える勤労の倫理、努力を惜しまない姿勢を称え、チャンピオンとして彼を賞賛した。

「私はアンディの働き方が好きだわ。彼のチームと一緒に働くのが好きだった。アンディは人の話に耳を傾け、分析する能力が非常に高い人物なの」とモレスモーは言った。「彼はすごく興味津々で、常に何かを学ぼうとしている。偉大なチャンピオンをつくるのは、そういう姿勢なのよ」。(C)AP (テニスデイリー/THE TENNIS DAILY)

Photo: MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 24: Andy Murray of Great Britain and his coach Amelie Mauresmo in his practice session during day seven of the 2016 Australian Open at Melbourne Park on January 24, 2016 in Melbourne, Australia. (Photo by Michael Dodge/Getty Images)

最終更新:5月25日(水)12時0分

THE TENNIS DAILY