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守備サッカーで何が悪い? リッピ「アトレティコの戦術は最高に心地良いカルチョのサッカーだ」

theWORLD(ザ・ワールド) 5月25日(水)21時10分配信

アトレティコのサッカーを擁護

いつの時代も華麗でテクニカルな攻撃が称賛を浴び、堅く閉じこもる守備的なサッカーはブーイングを浴びてきた。しかし、堅実な守備戦術によって多くのタイトルを獲得してきたイタリア人指揮官マルチェロ・リッピは、やはり守備的なチームを好んでいる。

28日に開催されるUEFAチャンピオンズリーグの決勝戦で激突するスペインのレアル・マドリードとアトレティコ・マドリード。前者は爆発的な攻撃力を、そして後者は堅固な守備ポリシーを掲げており、対照的な特色を持つチーム同士の対決となっている。かつてユヴェントスを指揮していた時代に自身もチャンピオンズリーグを制したことのあるリッピは、同大会の決勝にまで辿り着いたアトレティコ・マドリードの守備的な戦術を次のように褒め称えた。スペイン『as』が同監督のコメントを伝えている。

「シメオネの敢行する守備戦術は、彼の魅力が凝縮されている。いわばシメオネ・チルドレンともいうべき選手たちが、とても良く機能しているね。彼らはシメオネの哲学やポリシーをしっかりと具体的に理解しているんだ。シメオネはプレイヤー時代もそういったタイプの男だったし、今は指揮官としてそのキャラクターを発揮している。彼らのサッカーは好きだ。とても素晴らしい守備が見られるからね。最高に心地良いカルチョのサッカーだ。私に言わせれば、それは時代遅れでもないし、アンチ・フットボールでもない」

最高の名将を味方につけることに成功したディエゴ・シメオネ。本番でも相変わらずの鉄の守備で、レアルを苦しめることはできるだろうか。彼らの奮闘に期待したい。

http://www.theworldmagazine.jp

最終更新:5月25日(水)21時10分

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