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『メンタリスト』S・ベイカー、最後は「自分の幸せを考える」“相棒”との関係にも言及

クランクイン! 5月25日(水)12時0分配信

 鋭い観察眼で人の心を読み、難事件を解決する捜査コンサルタント“メンタリスト”=パトリック・ジェーンの活躍を描く正統派ミステリー海外ドラマ『メンタリスト』。アメリカのみならず日本でも人気となった本作で、主人公ジェーンを演じているサイモン・ベイカーが、ファイナル・シーズンの見どころ、また捜査の“相棒”=リズボンとの関係を語ってくれた。

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 愛する妻子を殺害した連続殺人犯レッド・ジョンとの数年に及ぶ壮絶な戦いに終止符を打ち、新たな人生を歩み始めたジェーン。ドラマの中で公私ともに人生には欠かせない存在となったリズボンの存在についてパトリックは、「ジェーンとリズボンの強みは、複雑な事態をともに経験してきたことかな」と微笑む。一方、2人の弱みについては「自分の面倒しか見てこなかったから、かなり独立心が強いこと。ひとりで過ごす時間が多いほど、他人の感情を自分より優先させることは難しいものだからね。一緒に過ごしていて楽しいし、お互い自然体でいられるのはいいことだけれど、問題は2人の関係が仕事上の関係のうえに成り立っていたことなんだ」と分析する。

 続けて、2人の問題についてパトリックは、「お互いを好きで理解し合っている一方で、2人は仕事の中でだけ関係を育んできた。だから、カップルとなった2人の関係が仕事上よりも大きくなった時に、“仕事”が何らかの影響を与えることになるんだ」と話すと、「これまでは、2人を同僚としてしか見ていなかったから、ファイナル・シーズンの最初の数エピソードで2人のプライベートなシーンが登場するのは、ちょっと面白いね。なんというか、すごく人間的で幸せそうなんだ」と明かした。

 ずっと苦しめられてきた過去が清算され、やっと一歩を踏み出せたジェーン。辛かった彼の姿を見続けてきただけに、ファンとしても、ジェーンが幸せになるのはうれしい限りだろう。しかし、強烈すぎる過去は、フラッシュバックとして蘇えることもある。再び、過去に悩まされることはないのだろうか。「もう必要ないんじゃないかな。ジェーンにとっての終結は、気持ちの上で過去にさかのぼることだと思うんだ。つまり、もっと穏やかな状態になることじゃないか、と」。


 また、ジェーンは最初から穏やかだったけれど、破壊的なキャラクターでもあった。そして、レッド・ジョンを捕まえたいという願望のままに行動した結果、どうなったのか――。「人生の意義を失う危機を経験したジェーンは、やがて自分にとって一番重要なのはリズボンとの関係に踏み込むことだと気づくようになる。そう、エンディングでは彼が幸せになってもいい事実を受け入れて、自分の幸せが何なのかを考えることになるんだ」。

 そのジェーンにとっての幸せとは。「ファイナル・シーズンは、どのエピソードも“あること”に向かって進んでいくんだ。ジェーンとリズボンの関係にすごく直接的に結びついてくるんだ。また、いつもより、もう一歩踏み込んだストーリーになっている。刑事ドラマの形式はそのままに、登場するキャラクターの様子が細かく描かれているから、事件を解決するまでの過程を通じてキャラクターの心の動きが感じられると思う。最終話は、それにふさわしい満足のいくような望ましい結末を迎えることになると思うよ」。

 サイモン・ベイカーが口にする、パトリック・ジェーンの幸せ、望ましい結末。それがどのようなものなのか、『メンタリスト』が最終シーズンを迎えるのは寂しいが、その結末をしかと見届けよう!『メンタリスト ファイナル・シーズン』は、海外ドラマ専門チャンネル「スーパー!ドラマTV」にて、5月25日(水)22時より独占日本初放送。

最終更新:5月25日(水)12時0分

クランクイン!

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。