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【完全レポ】サカナクション、ゲスの極み乙女。ら登場! METROCK 1日目をレポート!

RO69(アールオーロック) 5月25日(水)18時45分配信

2016年5月21日~5月22日の2日間、東京・新木場若洲公園にて「TOKYO METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2016」が開催された。RO69では、この1日目の模様をライブ写真とレポートでお届けする。

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4年目を迎えた「TOKYO METROPOLITAN ROCK FESTIVAL」(以下METROCK)。2016年から大阪との2週連続開催となった本フェスは、都市型野外フェスティバルとしてロックカルチャーの魅力を伝えるもの。その趣旨に賛同し、今年も東京新木場若洲公園に豪華アクトが集結した! 総勢17組による初日=5月21日の模様を駆け足でレポートします!

使用電力の一部をグリーン電力でまかなうMETROCK。ステージ越しに風力発電用風車を臨む最大キャパのWINDMILL FIELDに、最初に姿を見せたのはオープニングアクトの地獄図(ヘルズ)だ(映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』から長瀬智也、神木隆之介、桐谷健太、清野菜名による特別バンド)。続いてトップバッターを飾ったKEYTALKは、リリースしたばかりの“MATSURI BAYASHI”などで初っ端からお客さんのテンションをブチ上げ! 会場中央のNEWBEAT SQUAREでは、バンドにとって2回目のライブとなるlovefilmの出番がスタート。the telephonesの石毛輝(Vo・G・Programming)、岡本伸明(B・Syn)を中心に結成された彼らは全員が白シャツに白い楽器でステージへ。北山詩織(Vo・G・Syn)のパワーコードと石毛の奇妙なリフが効いたギターロックに、フロアから自然と手拍子が鳴る。演奏中、ノブと石毛が肩を組んだ瞬間にはグッと来てしまった。

木々に囲まれたSEASIDE PARKでSHISHAMOが甘酸っぱいロックの香りを届ける頃、WINDMILL FIELDにMETROCK皆勤賞のKANA-BOONが登場! 吸い込まれそうな青空のもと、“なんでもねだり”、“机上、綴る、思想”、“革命”、“ランアンドラン”、“anger in the mind”、“フルドライブ”、“ダイバー”、“シルエット”を気持ちよさそうに歌う。現在最新アルバム『Origin』を引っさげたツアー中だけに、同作収録曲を中心としたセットで盛り上げた。同ステージにはフェス巧者が並び、THE BAWDIESは最新シングル“SUNSHINE”や“ROCK ME BABY”などで、ハイドパークへトリップしたかのような古き良き英国の風を吹かせる。特にROY(Vo・B)のシャウトや長髪に髭をたくわえたJIM(G)の弾き姿がめちゃくちゃセクシーだ。世界を股にかける東京スカパラダイスオーケストラは、裏打ちのスカビートを全力で演奏。言葉はなくとも老若男女国籍問わず、みんなが思い思いに音を楽しんでいる姿はフェスの理想形のひとつだろう。

同じ頃SEASIDE PARKではBLUE ENCOUNTが「踊ろうぜー!」と観客を煽り、タイトなメロコア的リズムとキャッチーなリフで盛り上げる。「あなたのために書いた曲です」というMCから入った6月発売の新曲“だいじょうぶ”は、メッセージソングかつ大合唱できるようなアンセムで、観る者すべてをひとつにしてくれた。続いてTHE ORAL CIGARETTESが男気溢れるロックで魅了し、パスピエが“最終電車”などを聴かせた後、SEASIDE PARKラストは高橋優! 予想外の降雨に見舞われるも、「雨降ってる方が絆深まるんじゃねえのMETROCKー!」と天候すら味方につけてしまう。“さくらのうた”をはじめとした切ないアコースティックサウンドのイメージも強い彼だが、秋田弁全開の“泣ぐ子はいねが”では壮大なハードロックをお見舞い。そして“福笑い”で歌った、《きっとこの世界の共通言語は/英語じゃなくて笑顔だと思う》という歌詞の通り、笑顔いっぱいのアクトとなった。

NEW BEAT SQUAREではシュールな「ネガティヴ」コール&レスポンスを繰り広げたウソツキ、夏を先取る“サマータイムラブ”などを披露したShiggy Jr.に続き、GLIM SPANKYが力強いブルース・ロックを熱演! “ワイルド・サイドを行け”、“褒めろよ”、“NEXT ONE”で一気にヒートアップさせると、“話をしよう”で気持ち良いスライドギターを鳴らす。《切り開いて変えてやる あとに続けよ》と宣誓する“時代のヒーロー”の後、ラストは“大人になったら”。傾き始めた陽射しにぴったりの青春バラードをじっくりと聴かせた。同ステージのトリは、フェスで夜に出演するのは初めてだという夜の本気ダンス。超満員の観客は“Crazy Dancer”で《Wow!》と叫び、“fuckin' so tired”のコール&レスポンスも完璧! “Feel so good”の次に披露された“escape with you”では手を左右に振ったり飛び跳ねたり、とにかく全身で楽しんでいた。

WINDMILL FIELDに戻ると、ステージ横の大型ビジョンにゲスの極み乙女。という名前が表示される。その瞬間、会場に響いたのは大歓声。そう、みんな待っていたのだ。「キラーボールで踊りませんか?」という言葉とともに“キラーボール”がスタート! 川谷絵音(Vo・G)はピンボーカルで、上物は旋律を奏でる鍵盤のみ。それでもほとんどベースとドラムだけで大観衆を踊らせてしまうのだから、音選びのセンスが抜群だ。随所で「いくよMETROCK!」と叫びながら、ポストロック風のギターアレンジを加えた“私以外私じゃないの”、さらに“両成敗でいいじゃない”、“ロマンスがありあまる”などの鉄板曲を懸命に歌う。魅力をぎゅっと凝縮した珠玉のライブを届けてくれた。

この日のトリはサカナクション! 若洲公園を包む夜空のような漆黒の衣装を身に纏ったメンバー。4月に終了した最新ツアーで約15万人を動員した彼らの姿には、もはや風格が漂っている。1曲目は“ミュージック”。メンバー5人がMacを前に横並びとなるお馴染みのクラフトワーク・スタイルから、バンド演奏へ移行する瞬間のカタルシスったらない。そして“アルクアラウンド”、“アドベンチャー”、“モノクロトウキョー”へ。この曲の間奏では岩寺基晴(G)がノイズギターを鳴らし、仁王立ち。“夜の踊り子”、“アイデンティティ”、“新宝島”など怒涛の展開で、あっという間にアンコールへ突入する。“Aoi”をかき鳴らし、圧巻のステージを見事に締めくくった。ライブ中盤、山口一郎(Vo・G)は「自分のステップ、自由に踊ろう」と口にした。この言葉は、様々なアーティストが様々な観客を踊らせたMETROCKというフェス全体を象徴していたように思う。(秋摩竜太郎)

RO69(アールオーロック)

最終更新:5月25日(水)18時45分

RO69(アールオーロック)

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。