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ポール・マッカートニー、ビートルズ解散後はひたすら飲んだくれたと語る

RO69(アールオーロック) 5月25日(水)15時45分配信

6月10日に『ピュア・マッカートニー~オール・タイム・ベスト』をリリースするポール・マッカートニーはザ・ビートルズ解散時の失意やカニエ・ウェストとのコラボレーションの実際について語っている。

ロック・ミュージシャンのキャリアをインタヴューとともに振り返るBBCの番組『マスターテープス』に出演したポールはビートルズの解散とその後のウイングス結成について次のように振り返っている。

「ものすごく落ち込んでてね。っていうか、あれで落ち込まない人なんかいないよ。ずっと友達として生きてきた仲間からばらばらになるんだからね。それでぼくは酒に溺れたんだよ。ウィスキーを浴びるように飲んでね。最初はずっと飲んだくれてても最高だったんだけど、そのうち全然楽しくなくなってきてさ……それで振りだしに戻ってみたくなったから、ウイングスを結成することにしたんだ」

「ビートルズの後になにをやればいいのかなんて、なかなか答えがみつかるもんじゃないよ。ビートルズの後をどうフォローすればいいんだっていうね」

また、ウイングスでは特にキーボードなどを担当した妻のリンダがずぶの素人だったため、批判を呼ぶことにもなったが、ポールはウイングスはバンドとして「そんなにすごいわけじゃなかった」と認めてもいる。

「ひどいもんだったよ。リンダがなにも弾けないのはわかってたけど、でも、ちゃんと練習してくれて、今振り返ってみると、あえてああいうふうにやってみて本当によかったなあって思うんだ……やろうと思えばスーパーグループでも結成できたと思うんだよ。電話でエリック・クラプトンやジミー・ペイジやジョン・ボーナムを呼んだりしてね」

ただ、その一方でレヴューで自分たちをこき下ろした評論家のことは決して忘れていないとも語っていて、「チャールズ・シャール・マレーのことはこれからもずっと毛嫌いするから!」と断言している。

さらにジョン・レノンの死の直前に仲直りしていたことを振り返って次のようにも語っている。

「死ぬ前に仲直りできたことを本当に感謝してるんだ。そうでなかったら本当にもうやりきれなかっただろうから……っていうか、そうじゃなくても充分やりきれなかったから」

さらに1982年の『タッグ・オブ・ウォー』に収録し、ジョンに捧げた"Here Today"については次のように語っている。

「ぼくはプライヴァシーを大事にするタイプであんまり人に自分の心の内を明かすのが好きじゃないんだ。自分が内心思ってることをなんで人に知られなきゃならないんだってぼくは思うんだよね。でも、曲っていうのはそうした思いをそっと置いておく場所でもあるんだ。"Here Today"でぼくはジョンに『愛してるよ』っていってるんだ」

「でも、そんなことよっぽど酔い潰れるくらいにまで飲まなきゃ面と向かっていえないから。愛してるよとかさ、無理だし! でも、そういう気持ちを、もっと深くて、時にぎこちなく思える本音とかも、曲になら込められるものなんだよ」

さらに昨年コラボレーションを重ねたカニエ・ウェストについては次のように語っている。

「カニエのことは大好きだよ、カニエもぼくのこと好いてくれてるし。カニエはモンスターだね。ものすごいことを閃かせるちょっとクレイジーなやつだから、ぼくもすごく刺激を受けるんだ。(でもふたりのコラボレーションは)間違いなくこれまでとは違った感じだったよね、っていうのは、ふたりで特に曲を書く感じじゃなかったからね。ぼくたちが実際にやったことのほとんどはお互いにいろんな話を聞かせ合うっていう作業だったんだよ」

RO69(アールオーロック)

最終更新:5月25日(水)15時45分

RO69(アールオーロック)

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