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ヘリ活用実績で事例集 石川県警航空隊30年、最古参の高橋隊長

北國新聞社 5月25日(水)3時2分配信

 県警航空隊の高橋裕隊長(58)は、全国の航空隊の活動事例集を作って捜査員らに配り、機動性に優れたヘリの有効性を伝えている。7月に発足30年を迎える航空隊の最古参でもある高橋隊長は「ヘリ捜査の機動力をうまずたゆまず伝え続け、県内の治安維持に努めたい」と意気込んでいる。

 高橋隊長が作る事例集は、「産業廃棄物の不法投棄現場の発見」「内偵捜査中の建物の上空撮影」などについてA4判の紙1枚にまとめてある。会議の席で県警幹部や現場の捜査員に不定期に配られる。

 高橋隊長によると、隊発足当初、ヘリは特別視され、出動要請自体が少なかったという。高橋隊長は同僚とともに、ヘリを有効活用してもらうには実際の運用例を見てもらうことが一番だと考え、事例集作りを始めた。

 航空自衛隊ヘリのパイロットから転職した高橋隊長は2018年3月末に定年退職を控えている。高橋隊長は「警察業務の全ては県民のためのものだということを後輩にしっかり伝えるためにも、事例集作りは続けたい」と話した。

 同隊が昨年1年間に行方不明者の捜索や事件などの対応で出動した件数は47件で、過去最多となった。

北國新聞社

最終更新:5月25日(水)3時2分

北國新聞社