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台湾生まれの日本人“湾生”が里帰り 母校で思い出語る

中央社フォーカス台湾 5月26日(木)11時35分配信

(台北 26日 中央社)日本統治時代の建成小学校で学んだ元児童たちが台北を訪れている。彼らは生まれも育ちも台湾のいわゆる「湾生」だ。ゆかりの場所をめぐったほか、25日には戦後に建成国民中学となった母校を訪れ、生徒と交流。夜には一般人を対象としたお話会で当時の思い出を語った。

同小は1919年に創立。日本人が多く通う学校で終戦後の1946年には廃校となり、そのほとんどが日本へ引き揚げることになった元児童たちは全国に散り散りになった。だが、日台双方で同窓会が結成され、定期的に集まりながら、きずなを深めてきた。現在でも日本には約200人の会員がおり、3年に1度は訪台。今回は16人が里帰りを果たした。

お話会は台湾在住の作家、片倉佳史さんが司会となりインタビュー方式で実施。当時の町の様子や暮らしぶり、印象深いエピソードなどが語られたほか、歌が得意と話す中田芳子さんはキーボードを奏でながら当時台湾で流行ったとされる「台湾楽しや」を歌い、約150人が集まった会場を盛り上げた。

台北市建成小学校同窓会の新井基也会長は、70歳以上年齢の離れた“後輩”との交流を振り返り「元気をいただいた」と満足げな表情を浮かべた。生まれ育った町を再び歩き「忘れかけていたことを思い出すことがあった」と笑う。また、同小が3年後の2019年に創立100周年の節目を迎えることに触れ、「また来ます」と再訪を誓った。

(齊藤啓介)

最終更新:5月26日(木)11時35分

中央社フォーカス台湾

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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