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円高を嫌気して売られていた銘柄なども引き続き買い直されそうで、総じて堅調

ZUU online 5月26日(木)8時0分配信

おはようございます。まだ節目は抜けていないのですが、昨日のような大きな上昇となるといよいよ動き出したかと期待してしまいます。ただそう思ったところからの急落ということもあり、ちょうど3年前を思い出してしまいます。「アベノミクス」「金融緩和」ということではしゃいでいたところでの急落という状況と変わりないような気もしています。

3年前は「16,000円を付けなかった」ことが急落のきっかけのようであり、昨年8月の急落もきっかけは「21,000円を付けなかった」ということでしたし、2014年12月の急落は「18,000円をつけた」ことが急落でもあり、そして今年の2月の急落も「18,000円を付けなかった」ことが急落のきっかけでもあり、・・・と一応気を付けるに越したことはないと思います。

本日の日本市場は米国株高や円安気味ということで堅調な展開が続きそうです。サミットの開催で動き難い面もあるのかもしれませんが、世界的な景気鈍化懸念が薄れていることもあり、売られ過ぎ銘柄や慎重な業績見通しで売られた銘柄などが買い直されてきそうです。円高を嫌気して売られていた銘柄なども引き続き買い直されそうで、総じて堅調となりそうです。小型銘柄も堅調なのでしょうが、主力銘柄が買われることになると「お役御免」ということで手仕舞い売りに押されるものも多くなりそうです。

日経平均はいよいよ17,000円を試す動きになりそうです。夜間取引で17,000円を付ける場面もあったのですが、17,000円を付ければつけたでいったん達成感からの売りということもありそうです。逆につなければつけないで失望売りということもあり、堅調ながらもいったんは上値は重くなりそうです。

■本日の投資戦略

夜間取引やシカゴ市場で日経平均先物が17,000円を付ける場面もありました。ただ、2013年の5月には米国で量的緩和の出口が話題になるなかで16,000円を日中につけなかったことで大きな下落となったこともあり、17,000円を付けて売られても、つけないことで売られても急落という懸念も残りそうです。

米国でドル高容認となれば大きな下落も気にしなくていいのでしょうが、中国人民元の水準は昨年夏の安値を割り込んでおり、いくつかの急落材料も探してみると見つかります。為替の動向や先物の仕掛け的な売り買いへの反応もしっかりとみておくと良いと思います。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 (現・アルゴナビス)、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。メールマガジンも配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

最終更新:5月26日(木)8時0分

ZUU online