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定数48に70人立候補予定 沖縄県議選あす27日告示

沖縄タイムス 5月26日(木)6時17分配信

 6月5日投開票の沖縄県議選が27日、告示される。定数48議席に対し25日時点で70人が立候補の意思を表明し、県内の政治構図を決定づける4年に1度の政治決戦に突入する。前回選挙に立候補した68人を上回る立候補予定者70人は、現職38人、前職3人、新人29人。翁長雄志県政に対する政治的立場の与党系が36人、野党系が22人、中立系が12人。全県的に激しい選挙戦が展開される見通しだ。

■「在沖海兵隊」争点に 事件影響避けられず
 沖縄全体に怒りが広がる元米海兵隊員の軍属による女性遺体遺棄事件は、27日に告示を控える県議選にも影響を与えそうだ。
 県議会は現職議員が事件に関する抗議決議・意見書案を26日の臨時会で審議する予定。政治的立場を問わず全会派が米軍普天間飛行場の閉鎖と返還を訴えるが、与党と中立は「県内移設断念」を明確に求め、県議選の争点としても野党の自民との違いが浮き彫りに。在沖海兵隊を巡っても与党と中立が「撤退」、野党が「大幅な削減」と主張が異なり、争点に急浮上する可能性も出てきた。
 「新しい基地を造れば新しい悲しみが生まれる」。那覇市内で開かれた与党系立候補予定者は事件が起きる原因となる基地を増やさない観点から名護市辺野古の新基地建設反対を訴えた。
 本島北部での与党系陣営の総決起大会でも「命が虫けらのように扱われた。基地あるが故にこういう事件が起こる」と基地の集中を糾弾し、南部の候補者の1人は街頭演説で「すべての基地の撤去をしなければ事件は根絶できない」と踏み込んだ。
 野党系も陣営幹部や候補者が怒りの声を上げる。「極悪非道で、絶対に許すことができない残忍な事件だ」。那覇市内の集会である候補者後援会の後援会長は強い口調で事件に抗議。同時に「事件が米軍基地から起因していることは否定できないが、基地が平和を保っている」と日米安保を認める立場から、実効性のある再発防止策を強調した。
 南部の別の候補者の会合では県連幹部が「基地をゼロにするのは難しいが、整理縮小を進めなければいけない」と基地負担軽減に理解を求めた。

最終更新:5月26日(木)6時17分

沖縄タイムス

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