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笑顔がなかった安倍首相 日米首脳会談で何が語られたのか

BuzzFeed Japan 5月26日(木)6時21分配信

G7伊勢志摩サミット前夜の5月25日、現地で日米首脳会談が開かれた。安倍晋三首相とバラク・オバマ大統領は、何を語り合ったのか。直後の共同記者会見で、安倍首相が真っ先に口にしたのは「沖縄」だった。

BuzzFeed Japanはホワイトハウスの記者団に登録し、現地で取材した。

会見場に入ってきた安倍首相とオバマ大統領は左右に並び、まず、安倍首相から会談について説明をした。安倍首相は、いきなり切り出した。

「まず冒頭、先般、沖縄で発生した事件について、私からオバマ大統領に対し、日本の総理大臣として断固抗議をいたしました。そして少人数の会談では、全ての時間を割いて、この問題についてお話をいたしました」

安倍首相の表情は硬い。一言一言に力を込めて話す。

事件がもたらした衝撃

事件は4月28日夜に発生。うるま市の20歳の女性がウォーキング中に行方不明となり、遺体が発見された。5月19日に逮捕されたのは、元米兵で今も軍属として沖縄に住む32歳のシンザト・ケネフ・フランクリン容疑者だった。

容疑者は性的暴行と殺害を自供した。沖縄で再び発生した凶悪な事件に、世論は強く反発した。沖縄では来月、事件に抗議する数万人規模の県民大会が計画されている。

オバマ大統領が現職のアメリカ大統領として、初めて広島を訪問することが発表された間も無く明るみに出た衝撃的な事件。

共に過去を直視した上で、未来志向の日米関係を築くという友好的な雰囲気がかき消され、安倍首相は強い口調で抗議せざるをえなかった。

「身勝手で卑劣極まりない犯行に、非常に強い憤りを覚えます。沖縄だけでなく日本全体に大きな衝撃を与えており、こうした日本国民の感情を、オバマ大統領にはしっかりと受け止めてもらいたい、と申し上げました。その上で、実効的な再発防止策の徹底など、厳正な対応を求めました」

オバマ大統領は安倍首相の厳しい発言を、口を真一文字に結んで神妙に聞いていた。

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最終更新:5月26日(木)6時21分

BuzzFeed Japan

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