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ホークス工藤監督、先発6勝トリオ誕生に「相乗効果が出るのはありがたい」

Full-Count 5月26日(木)8時38分配信

3投手がパトップ6勝で並ぶホークス

 25日、ソフトバンクは5-2でオリックスに連勝し、今カードの勝ち越しを決めた。2回には長谷川勇也が先制の6号ソロ、3回には9番・高谷裕亮のヒットから押し出し四球をはさむ5連打で4点を奪って、試合の主導権を握った。先発の和田毅は、6回0/3を2失点でリーグトップタイの6勝目。

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 工藤公康監督は「長谷川くんの一発で打線が波にのっていけた」と、まずは選手会長の先制弾を称賛した。

「その後も、下位からつながった。あの形が取れるようになったら3点、4点取れるので、(打線は)いい形になっていると思う。(大勝した翌日だが)選手は普通通りだったと思うよ。1試合、1試合勝てるように、カードを勝ち越せるようにと言ってきているので、選手たちが気負うことはない。ベンチでも『(塁に)出ようぜ!』『つなげようぜ!』という声が出ているからね」

 さらに2回には松田宣浩が、7回には内川聖一が横っ飛びでヒットを防ぐなど、攻守に渡って自分たちの野球を展開したソフトバンク。「大勝した翌日だからこそ気を引き締めて」という意識を、最後まで選手みんなが持ち続けていた。

6勝目の和田に「野球を知っている」

 和田は18日の前回登板に続いて7回を投げきることができなかったが、工藤監督は「気を抜くことなく6回までいってくれた」と合格点を出す。

「飛ばしていてというか、彼(和田)の意識の中に『前半は点を取られないぞ』というものがあったと思う。試合の流れというか、前半抑えていれば(味方が)しっかり点を取ってくれるんだと意識してやってくれている。野球を知っているというか、どこをどう抑えればいいかがわかっているし、リズムやテンポもいい」

 これで武田翔太、バンデンハークと並び、先発6勝トリオが誕生した。

「先発は、いかに後半のイニングまでもっていくかが大事。リリーフもその中で抑えてくれている。みんなが仕事をしっかりしてくれているということ。ベテランには負けない、若いやつには負けないという相乗効果が出るのはありがたいし、いいことだと思う」

 26日には中田賢一が先発ローテ6枠目として加わり、さらには攝津正や大隣憲司といった実績組が1軍先発の準備を進めている。被本塁打こそ多いものの、12球団唯一の投手出身監督のチームとして、さらなる投手王国の発展が続いていきそうだ。

藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura

最終更新:5月26日(木)8時59分

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