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アルミネ、大阪工場で太径伸線機増設

鉄鋼新聞 5月26日(木)6時0分配信

 アルミ線・棒、板の大手メーカーであるアルミネ(社長・竹内猛氏)はこのほど、鍛造用の太径高強度アルミ合金線の需要増に対応するため、大阪工場(東大阪市)に小ロット対応の太径用伸線機を1基導入した。投資金額は約5千万円。

 同社は三隅工場(山口県長門市)で連続鋳造圧延方式により、直径35ミリまでのアルミ合金線・棒を製造。大阪工場では、三隅工場で製造した母線を同0・1ミリまで伸線している。従来、アルミ合金線は、線径9ミリ以下の製品が主流で、同25~30ミリの製品は2トンの大型コイルで三隅工場が供給。大阪工場は細径の特殊合金線に特化した供給体制をとってきた。しかし、ここにきてA7000系の太径高強度合金線が自動車、航空機用の鍛造部品向けに順調に伸びてきており、欧米向け新規受注も増加してきている。
 同時に100キロや150キロといった小ロットコイルのニーズも出てきていることで、大阪工場でも同25ミリまでの太径に対応し、かつ小ロット対応ができる伸線機の導入を決めた。「これで、2工場体制で需要増に対応できるようになり、付加価値の高い特殊合金線の小回りが利く供給体制が整う」(竹内猛社長)としている。

最終更新:5月26日(木)6時0分

鉄鋼新聞