ここから本文です

日本の新車市場がかなりヤバイ!メーカー好調の裏で国内の新車販売台数が落ち込む理由

オートックワン 5月26日(木)12時31分配信

国内の新車販売台数が伸び悩んでしまっている。2015年4月~2016年3月の販売台数は、軽自動車を含め約494万台。対前年比93.2%に留まった。

直近1年で発売された国産新型モデル(画像61枚)

ちなみに前年は530万台で、その前の年の569万台を下回っているから深刻だと思う。景気を見ると、良くはないものの悪くない。なぜ新車販売台数が下がっているのだろうか?

最大の理由は日本市場に「新型車が出ない」ことだと考える。

直近の1年に登場してきた新型車を上げると

 1)スズキ バレーノ

 2)ダイハツ ブーン/トヨタ パッソ

 3)ホンダ クラリティ フューエルセル

 4)スズキ イグニス

 5)トヨタ プリウス

 6)ダイハツ キャスト

 7)スズキ ソリオ

 8)トヨタ シエンタ

 9)ホンダ シャトル

10)レクサス RX

11)マツダ ロードスター

12)スズキ アルトラパン

と、これしかない。日産、スバル、三菱についちゃ新型車全く無し!

リーマンショック前の国産新型車は多い年だと30車種超

加えて量販車種と言えば、プリウスとシエンタ、パッソのみ。シャトルも少ない台数ではないがメイン車種に遠い。スズキだけ4モデルも出しているけれど販売計画からして少ないし、燃料電池車クラリティだって年間で400台程度。軽自動車のキャストは、新型車を出したら既存の車種と喰い合ってしまい、全体的な販売台数伸びず。

リーマンショック前の国産新型車は、少ない年で20車種。多い年だと30車種を余裕で越えていたほど。

輸入車をみても、新車攻勢をかけているメルセデス・ベンツが輸入車ナンバーワンに輝いたのを見ても、新型車を多く投入すれば売れるのは明確。

余談になるけれど、自動車メディアも新型車の少なさに四苦八苦しており、完全にネタ不足。新型車が出てこないと記事も作れず。比較試乗すら成り立たない。ユーザーの関心も薄くなってしまう。新車販売台数より厳しい販売状況。

新型車を出していないメーカーは数字にハッキリ出ている。今年に入ってからの登録車販売台数を見ると、少ないながら新型車を出しているホンダが対前年比102%。トヨタも100%と踏みとどまっているのに対し、好調だったマツダで83%、スバル86%の大幅減。

やはり新型車を出さないとユーザーの気持ちは動かない。

1/2ページ

最終更新:5月26日(木)20時35分

オートックワン