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アジアのホット市況、400ドル前半でやや下げ止まり感も

鉄鋼新聞 5月26日(木)6時0分配信

 アジアの熱延コイル市況にやや下げ止まり感が出始めている。先月末にベトナムなど東南アジアではトン当たりCIF480~500ドルを付けた後、下落が続いてきたが、足元は420~430ドルで着地しつつある。6月には生産増の動きが出てくるが、なお各国メーカーのロールにタイト感も見られ、当面は400ドル台を維持できそうだ。

 アジアのホット市況は、5月の労働節明けに中国市場の下落が鮮明になり、中国ミルのオファー価格が下落したことで軟化に転じていた。ただ中国ミルのオファーが急に上がり過ぎていた面もあり、調整が入り400ドル台前半でまずは落ち着いた格好だ。
 先行きは見通しにくいが、6月には韓国・ポスコの光陽製鉄所第5高炉が再火入れされるほか、ベトナムのフォルモサ・ハティン・スチールと東国製鋼などが出資するブラジルのCSPで高炉へ火入れされ、7月にも生産が本格化する。ただ韓・現代製鉄は唐津製鉄所の第1高炉不調でホットの外部調達を図る動きもあり、一本調子で需給は緩和しないとも見られている。

最終更新:5月26日(木)6時0分

鉄鋼新聞