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広島九里、6回2失点の好投で2年ぶり勝利 「2年前と今日の勝ちは全然違う」

Full-Count 5月26日(木)22時51分配信

野手とリリーフ陣に感謝、前回登板から「自分を見つめ直して今回の先発に」

 26日の巨人戦に先発した広島の九里亜蓮が、6回2失点で3-2の勝利に貢献し、今季初白星を挙げた。自身2年ぶりの勝利。3年目の右腕は、野手とリリーフ陣に感謝した。

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「最低限ゲームを作ることができた。追いつかれた後にすぐ勝ち越してもらって、野手に感謝です」

 ルーキーイヤーの4月19日以来の勝ち星に、九里は笑顔。7回からはヘーゲンズ、ジャクソン、中崎が巨人の反撃を許さず、「あの3人なら絶対抑えてくれると思った。勝ちは率直にうれしいです」とリリーフ陣への信頼も明かした。

 今季は2軍スタートだったが、昇格後は中継ぎで好投し、先発の一角も任されるようになった。しかし、先発した3試合では、勝ち星はつかめなかった。

「前回と前々回の登板では、腕が振れていなかった。自分を見つめ直して今回の先発に臨んだ。今日は腕を振り切って投げられたのが大きい」

オフには米国で黒田と自主トレ、「それが大きかった」

 1年目は開幕から先発を任されて2勝を挙げたが、その後は低迷。「1年目は勝ちに貪欲すぎて、焦りがある中で投げていた。今年は自分よりも、チームの勝ちにつながる投球をしようと思って投げている」と精神的な成長も見せている。

 0勝に終わった昨季は「本当に悔しい1年だった」と、昨オフには米国で自主トレを敢行。「廣瀬さんに声をかけてもらって、そこで黒田さんとも一緒にトレーニングができた。それが大きかった」という。

 勝負をかけた3年目での復活勝利。「2年前と今日の勝ちは全然違う」と話す九里は、「現状に満足せず、もっと上を目指してやりたい。与えられた自分の役割をしっかりやっていきたい」と、先発ローテ定着に意欲を見せた。

大久保泰伸●文 text by Yasunobu Okubo

最終更新:5月26日(木)23時18分

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