ここから本文です

ホークス工藤監督、今季最多の貯金15にも「大丈夫と思うと、隙が生まれる」

Full-Count 5月26日(木)23時3分配信

サイクル安打目前の今宮を称賛、「順応性、対応力ある」

 26日、ソフトバンク-オリックスは4-3でソフトバンクが勝利。5月6日からの楽天戦以来、今季2度目の同一カード3連勝を飾った。

ソフトバンク、過去10年のドラフト指名選手一覧

 打のヒーローは、シングルヒット、ソロ本塁打、勝ち越しのタイムリー三塁打を放った今宮健太。投のヒーローは、先発の中田賢一が作ったピンチを救い2回2/3を投げて勝利投手となった飯田優也。試合後の工藤公康監督は、もう少しでサイクルヒットという今宮について「良かったと思います」と切り出した。

「(アーリーワークで)関川コーチや藤井コーチが一生懸命教えてくれたことを続けてくれているので、力を入れなくてもボールが飛ぶことを感じてくれていると思う。順応性、対応力があるということだろう。今日がひとつのきっかけになってくれたら、下位から上位へのつながりが良くなり、得点できるようになるはず」

 さらに、4回の1死満塁から相手の1、2番を打ち取った飯田については「よく抑えてくれたと思う。飯田くんがいいピッチングをしてくれたので、いい展開になった」と称賛。3回1/3を2失点の先発・中田は「久しぶりだったところもある」とかばいながらも、工藤監督なりの分析を明かした。

「貯金が増えることはありがたいが、減ることもある」

「ファームで2試合投げたが、上(1軍)の雰囲気ということもあるし、今日はあまり気にしていません。いや、少しは気にしてるかな。修正というよりも、彼の中でのリズムが乱れたときに四球、四球と出してしまう。そこのところをどうするか。1つ1つのボールは悪くない。腕をしっかり振って投げてこそなんだが、その前にいろいろと考えてしまうことが自分のリズムを崩す。そこは時間を作って中田くんと話をしてみようと思う」

 これでチームは4連勝。貯金は今季最多の15となったが、工藤監督の言葉は一貫している。

「どことやっても勝ち越せるようにやっていきたい。連勝しているから大丈夫ということはない。貯金が増えることはありがたいが、減ることもある。目の前の試合をしっかり戦っていくだけ。貯金があるから大丈夫と思うと、隙が生まれるからね」

 交流戦前の最後のカードは、2位ロッテとの敵地3連戦。首位攻防戦という“肩書き”は気にせず、いつもどうりに「カード勝ち越しを狙う」だけだ。

藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura

最終更新:5月26日(木)23時3分

Full-Count

スポーツナビ 野球情報