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翁長県政へ中間評価 沖縄県議選きょう告示

沖縄タイムス 5月27日(金)5時5分配信

 任期満了に伴う第12回沖縄県議会議員選挙が27日、告示される。26日現在、定数48の13選挙区に71人が立候補を表明し、6月5日の投開票に向けて県内各地で激しい集票合戦を繰り広げている。翁長雄志県政で初の県議選は、現職が安定多数を持つ与党が過半数を維持できるかが焦点となり、翁長県政の中間評価の意味合いも含まれる。
 県議選の結果は県内の政治構図を決定付けることになり、7月に想定される参院選や来年初めに予定される浦添市長選などにも影響を与える。
 前回の立候補者数63人を上回る71人の内訳は現職37人、元職3人、新人31人。翁長県政への政治的立場は与党系が37人、野党系が22人、中立系が12人。
 米軍普天間飛行場問題は野党の自民を含め政治的立場を問わず閉鎖・返還を訴えているが、与党系は名護市辺野古の新基地や県内移設の断念も求めるなど主張に違いがある。

■県議選掲示物で警告340件 前回上回る
 沖縄県議選が27日に告示されるが、県内各地では立候補予定者の氏名や写真が記された「違法のぼり旗」が乱立し、交差点の見通しを妨げるなど苦情が出ている。県警が26日午前までに警告したのぼり旗や横断幕など違法掲示物は約340件。告示前にかかわらず、前回県議選の警告数208件の1・6倍に上っている。投票日は6月5日。
 公職選挙法では、任期満了日の6カ月前以降は候補予定者の氏名や写真などの掲示を禁止しており、告示後は選管の認証を受けて、事務所を示す掲示物だけが認められている。
 だが、のぼり旗を多用する陣営は多く、立候補予定者の一人は前回の約2倍の900本を準備した。ポスターに比べ(1)掲示スペースを探しやすい(2)作業が簡単(3)立体的で目立つ(4)雨にも強い-とし「公選法を守っていたら沖縄で選挙は戦えない。相手候補がやっていることをやらないと支持者に『勝つ気がないのか』と言われる」と明かす。
 市民からは「交差点にあるのぼりで見通しが悪く危険」、旗を結ぶ結束バンドが歩道側に飛び出し「子どもの目の高さで危ない」などの指摘も。危険な掲示物は市町村選管などが撤去しているが、危険のないのぼり旗はまだ残っている。

最終更新:5月27日(金)5時5分

沖縄タイムス