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上値の重い展開、決算発表後から売られている輸出関連銘柄などには引き続き注目

ZUU online 5月27日(金)8時0分配信

おはようございます。今日は朝から雨が降っていますが、そろそろ梅雨の時期となります。雨の恵みということも言われますが、通勤時の雨は何となく憂鬱です。株式市場もすっきりとした感じでもなく、何となく堅調なのですがもたついた感じです。個人投資家の方も新興市場銘柄などに飛びついて四苦八苦している方も多いのではないかと思います。

アルゴナビスで株式教室を始めてから感じることはやはり、「株式投資」というものを単なる「投機」というものと勘違いしているという感じです。何も個人投資家の方が毎日株の売り買いをする必要もなく、株式投資で悩む必要などないと思います。悩まなくても良いような投資をすればいいだけのことなのですから、証券会社やインターネットでのSNSやツイッター、掲示板などに煽られずにゆっくりとした投資をすることをお勧めします。短期で資金を2倍にするということはそれだけリスクも悩みも多いということです。

本日の日本市場は米国株に方向感が見られないことや週末は米国市場が3連休となること、サミット後の声明などを見極めたいということなどもあり、上値の重い展開となりそうです。それでも世界的な景気鈍化懸念が薄れていることなどもあり、決算発表を受けて売られすぎた銘柄や円高を嫌気して売られたいた銘柄の買い直しなども期待され、堅調な地合いが続きそうです。買い急ぐ動きも売り急ぐ動きも限られ方向感はみられないと思います。小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものも多くなりそうです。

日経平均は17,000円を前に足踏みとなっていますが、一気に17,000円水準を抜けるだけの手掛かりに乏しいという感じです。円安傾向がはっきりし、円安容認ということになれば上昇基調となるのでしょうが、それまでは16,800円水準を中心に値固めとなりそうです。為替が円高に振れるようなことがあれば16,500円~600円水準までは押し目もありそうです。

本日の投資戦略

米国の経済指標は好調で利上げが大きく取りざたされてきそうです。その割には原油価格が上昇となるなど、これまでの米国利上げが懸念される動きとは明らかに変わってきているということでしょう。昨年8月、9月の急落も、今年1月、2月の急落も米国利上げが要因ということであれば、今度は米国利上げが円安につながり、日本の株式市場もしっかりと買い直されるのではないかと思います。

1ドル=110円水準での推移の割には株式市場が冴えない感じです。今期業績に対しての懸念が根強くマイナス金利の効果も期待されないということなのでしょうが、実際に円安水準にあるわけですし、マイナス金利効果も出てくると思います。さらに消費増税にしても延期の可能性が濃厚でここで買えない理由があまりないような気がします。決算発表後から売られている輸出関連銘柄などには引き続き注目です。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 (現・アルゴナビス)、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。メールマガジンも配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

最終更新:5月27日(金)8時0分

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