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広島安部、4連勝に導く決勝犠飛 プロ9年目で初お立ち台「叶ってよかった」

Full-Count 5月27日(金)7時10分配信

かつてのドラ1が大仕事、「人生初のお立ち台。広島で立ちたいと思っていた」

 広島の安部友裕が26日の巨人戦で決勝打を放ち、チームの4連勝に貢献した。プロ9年目での初のお立ち台に「人生初のお立ち台。広島で立ちたいと思っていましたし、その気持ちが叶って本当に良かったです」と笑顔を見せた。

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 同点に追いつかれた直後の6回裏、1死満塁の場面で、ライトへ決勝の犠牲フライを放った。カウント2-2からの5球目。大竹寛が投じた内角高めのストレートを振り切った。安部は「インコースが来るだろうと思って、割り切っていった。三振が一番ダメな場面。なんとかなって良かったです」。興奮が冷めきらない様子で殊勲打を振り返った。

 ドラフト1位で入団後、13年に75試合出場したのが最高。26歳の内野手は今季、開幕一軍入りを果たし、小窪らと併用で三塁のポジションを任されている。

緒方監督も称賛「安部がいい打撃内容で結果を残してくれた」

 打撃が課題と言われていたが、今季はここまで、規定打席不足ながら打率3割超え(.313)。「7番バッターは安パイと思われないように、ここで打ってヒーローになろうと思った。中途半端な打席にはしたくなかった」という意地の一打だった。

 0.5ゲーム差で迎えた首位攻防戦に3連勝し、2位とのゲーム差は「3.5」に広がった。安部は「火曜日のミーティングで、巨人に3連勝しよう、という雰囲気になった。このまま首位でいくためには負けられないですから」と、チームの雰囲気の良さを明かした。

 緒方監督が「安部がいい打撃内容で結果を残してくれた」と称賛したかつてのドラフト1位が、覚醒の時を迎えようとしている。

大久保泰伸●文 text by Yasunobu Okubo

最終更新:5月27日(金)7時10分

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