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SUS、千葉事業所が本稼働

鉄鋼新聞 5月27日(金)6時0分配信

 FA向けアルミ機器製品および機械装置の製造販売を手掛けるSUS(本社・静岡市駿河区、社長・石田保夫氏)が千葉県木更津市に建設していた千葉事業所が26日、本格稼働を開始した。首都圏にFA(ファクトリーオートメーション=工場の自動化)製品用のアルミ押出材などの在庫加工や組立機能を開設し、関東エリアのユーザーに対するデリバリー・サポート機能を強化する。併せてアルミ製の居住ユニット「t2」や喫煙ブースなどの建築ユニット事業も推進していく。

 本格稼働の開始に先立ち同日に開催された開所式典には、SUSの役・社員のほか諸橋省明千葉県副知事や渡辺芳邦木更津市長ら約120人以上が出席した。式の冒頭で石田社長は「FAに関連する主たるユーザーは関東地区に多く立地しているため、千葉事業所の開設により物流の効率化などが実現できる」と新拠点へ期待を寄せた。さらに「近年はタイニーハウス(小さな家)が世間で認知され始めている。われわれが扱うアルミ居住ユニットのt2も6月1日から販売を開始する。FAと合わせて建築・インテリアに対してアルミを使っていきたい」と挨拶した。
 千葉事業所は敷地面積6万6290平方メートルに事務所棟と工場2棟の合計3棟(建屋面積合計約7500平方メートル)を有する。総額約20億円を投じて昨年9月に建設を開始し、今年3月までに建屋が完成。各種設備の搬入などを経て26日に竣工した。従業員は新規採用5人を含む28人体制。
 「事務所棟」には営業オフィスや開発・設計室のほかSUSが扱う製品のショールームや、千葉・茨城のユーザーに対してワンストップサービスを担当する「iDshop千葉」が入居する。また「FA棟」でアルミフレームや各種パーツを約2千種類在庫し、各種加工や組み立てを行うほか、「エコムス棟」はアルミ製居住ユニットや建築用構造材・家具などを扱うエコムス事業の試作品の実験や評価・組み立てなどを担当する。

最終更新:5月27日(金)6時0分

鉄鋼新聞