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JA富山中央会 穴田会長 「農協改革待ったなし 後進へ」/富山

チューリップテレビ 5月27日(金)1時0分配信

 JA富山中央会の穴田甚朗会長が会見を開き、中央会の会長を辞任すると正式に発表しました。
 任期途中での交代を決めた理由については、TPPが大筋合意し、一区切りついたことや、今後、農協改革が本格化することを挙げて、「時間がない」と説明しました。
 後任の会長は、選挙となる場合、6日の組合長会議で決定します。
 「現場の経営が分かるものがトップにあるべきだろう」(JA富山中央会・穴田甚朗会長)
 JA富山中央会の穴田甚朗会長は、現在74歳。
 出身のJA高岡の会長職を、今月28日の任期満了で退くのに合わせ、中央会の会長についても、「後進に道を譲るべき」として辞任を決めました。
 穴田会長は、激しい会長選挙の末、2011年に中央会の会長に就任。2014年に再選を果たし、現在2期目で任期を1年残しています。在任中には、13年ぶりに県産コシヒカリの食味を特Aに向上。
 農業所得の増大を掲げ、『1億円産地づくり』など、園芸の生産拡大にも取り組みました。後任の会長は、農協改革という大きな課題を引き継ぐことになります。
 「新しい体制を作るには時間が足りない。待ったなしだ」(JA富山中央会・穴田甚朗会長)
 今年4月に施行された改正農協法では、農協組織のピラミッドの頂点にあったJA全中から指導・監査の役割を外し、3年後に一般社団法人化。下部組織の県中央会についても、指導・監査の権限のない「連合会」に移行しなければなりません。
 これは、今までのトップダウン型の組織運営を改めて、それぞれの地域農協の経営の自由度を高めるのが狙いです。
 後任の立候補の受付は、来月2日までで、選挙になる場合は、来月6日に県内16の地域農協の組合長の投票で決定されます。

チューリップテレビ

最終更新:5月27日(金)1時0分

チューリップテレビ