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「ドクターイエロー」車内見学、車体傾斜体験も 大阪の新幹線基地、初公開ツアー実施

乗りものニュース 5月27日(金)16時7分配信

場所も体験メニューも「初めて」づくし

 JR東海は2016年5月25日(水)、「親子」をテーマに東海道新幹線に関する情報発信や旅行商品の販売などを行っている「親子で楽しむ新幹線」のひとつとして、「東海道新幹線の新幹線のおしごとを学ぼう 第3弾 in 大阪」ツアーを実施すると発表しました。

 大阪府内にある鳥飼車両基地や大阪運輸所を訪れ、東海道新幹線の運行を支えるさまざまな仕事や車両、施設を見学あるいは体験します。

 このツアーの特徴は、普段は見られない、体験できないことに触れられるほか、「初めて」が多く行われること。そもそも、大阪府摂津市にある鳥飼車両基地が旅行商品として一般に公開されること自体、今回が初です。

 鳥飼車両基地までは新大阪駅から新幹線に乗り、回送線を通って移動。そして同基地と大阪運輸所では、新幹線の線路点検で使用される「アルミカート」への乗車をはじめ、走行に必要な電気を送っている線路上の電線(トロリ線)に触れる、転てつ機(ポイント)を転換する、N700系の車体傾斜試験、現役の運転士や車掌、パーサーによる仕事の実演とその業務体験といった、JR東海ツアーズの商品としては初というメニューが用意されます。

 N700系は「車体傾斜装置」という、車体を傾けて乗り心地を維持したままカーブを素早く通過するための機器を搭載していますが、その傾く量は1度。列車に乗っていても分かりづらいかもしれません。しかしこのツアーでは、停車中のN700系車内で車体傾斜の体験が可能。停車中の車体傾斜は、営業運転では行われないことです。

 またこのほか、走行しながら線路設備を点検し、「新幹線のお医者さん」とも呼ばれる「ドクターイエロー」の内部見学や記念撮影も行われます。

 このツアーへの参加には旅行商品の購入が必要で、JR東海ツアーズでは7月29日(金)と30日(土)、31日(日)を出発日にした日帰りと1泊2日の商品を用意。4歳以上小学生以下の子ども1人と大人1人以上のグループに発売され、基本代金は日帰りの場合、東京・品川発着で1人あたり大人3万6800円、子ども2万3800円です。またクラブツーリズム、阪急交通社、JTBからもツアーが販売されます。

乗りものニュース編集部

最終更新:5月27日(金)20時8分

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