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長野県で女性向けクールビズシャツ誕生 地元女子高生らがデザインなど研究

THE PAGE 5月28日(土)16時50分配信

 「女性もジャケット脱いでクールビズ」――。長野県のファッション・デザイン学校、高校・専修学校、シャツメーカーなどが協力して女性向けの「クールビズシャツ」を開発し27日、長野市の県庁で発表しました。長野県の「さわやか信州省エネ大作戦・2016夏」プロジェクトの一環。新たに女性のクールビズシャツに焦点を当てて省エネの呼びかけを広げる狙いです。

フォーマルとカジュアルの2種類

 長野県の中島恵理・副知事が、長野市の岡学園トータルデザインアカデミーの岡正子代表に働きかけて開発に着手。「若い女性たちの感覚とアイデアで」と半年ほど前から富岡夏帆さん(県立諏訪実業高校)、酒井志麗さん(同屋代南高校)、武田紗希さん(長野家政学園・長野女子高校)、竹林愛奈さん(豊野高等専修学校)ら高校生、専修学校生にアイデアを出してもらいながら研究。岡校長が審査しながらデザインを決め、長野県千曲市のシャツメーカー、フレックスジャパンの協力で製品化しました。

 公開した女性向けクールビズシャツは半そでの開襟で、フォーマルとカジュアルの2タイプ合わせて100着。フォーマルタイプは左胸に長野県の県花リンドウを刺しゅうし、カジュアルタイプはニッコウキスゲを刺しゅうしてあります。袖は折り上げるとカラーの帯のデザインが現れます。

 生地はポリエステル100%。ボタンで合わせる胸の部分はギャザーにして、体や外気の熱が抜けやすくし、デザインとしても楽しめるようにしました。1着3800円(税別)で長野市高田のプラトウ長野店で販売の予定。県庁職員などの購入希望をまとめることも検討しています。

 岡さんは「かわいいですね。フォーマルタイプは会議などの雰囲気に合うようにブルーのリンドウの花の刺しゅうで落ち着きを表現しました」。来年に向けてさらにデザインなどの研究も進める考えです。この日の発表に同席したフレックスジャパンの小山幹人工場長は「県など行政が関与した女性向けクールビズの制作は珍しいかもしれません」と話していました。

 長野県は昨年の「さわやか信州省エネ大作戦・2015夏」では夏の省エネ対策として節電を取り上げました。

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■高越良一(たかごし・りょういち) 信濃毎日新聞記者、長野市民新聞編集者からライター。この間2年地元TVでニュース解説

最終更新:5月29日(日)11時43分

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